くらし 防府○○さんぽ 富海(とのみ)地区

■富海駅から歩いて散策してみましょう
▼登録有形文化財 清水家住宅主屋(しみずけじゅうたくしゅおく)
1878年に建てられ、建築当初の外観を比較的よく残しています。歴史的景観と造形に優れ、平成27年に国の登録有形文化財に登録されました。
毎週水曜日には「とのいちマルシェ」が開催され、農産物や食品、雑貨などを販売しています。

▼大和屋政助船蔵(やまとやまさすけのふなぐら)
江戸時代、富海から大坂※への飛脚船・飛船(とびふね)が接岸し、多くの物や人が出入りした船蔵。このような独特な構造の建物が通りに連なり、船から石段を上って直接家に入ることができたと言わています。
※現在は「大阪」と表記

▼令和5年12月にオープンした交流施設「富海駅」
交流施設「富海駅」には、富海地域活性化協議会が作成した案内看板が設置されています。史跡・名勝、藍染、食事処・祭りなどのジャンルを分かりやすく表示しています。「ビュースポット」を紹介しているのも特徴です。
また、看板に表示されている二次元コードを読み取ると、説明やモデルコースを見ることができます。

▼伝説 毛利時親墓(もうりときちかはか)
毛利時親は毛利元就より11代前の毛利当主で、安芸吉田毛利の始祖。1341年、時親は出家して名を了禅(りょうぜん)と改め、富海で老後を過ごし、死したであろうといわれています。
令和6年12月、国道2号拡幅工事に伴い、現在の場所へ移設されました。

▼国津姫神社(くにつひめじんじゃ)
935年に現在の社地に移転し、造営されました。航海安全・交通安全・五穀豊穣の守護神として、また産土神(うぶすながみ)(土地の守護神)として崇敬されています。

富海の詳しい情報は「おいでませ富海」Webサイトへ