- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県上関町
- 広報紙名 : 広報かみのせき 令和7年6月号
■春の叙勲
○瑞宝双光章
田中 薫さん(白井田)
昭和57年から町消防団員となり41年の永きにわたり、消防業務に尽力されました。また、消防団長の要職を1年間つとめ、他の団員の模範となり、社会貢献の功績は誠に顕著なものでした。
○瑞宝単光章
内藤清秋さん(四代)
昭和49年から町消防団員となり50年の永きにわたり、消防業務に尽力されました。また、副団長の要職もつとめ、他の団員の模範となり、社会貢献の功績は誠に顕著なものでした。
■行政相談員表彰
○中国四国管区行政評価局局長表彰
髙松滿子さん(室津)
平成28年に総務大臣から行政相談委員を委嘱されて以来、町民の身近な相談相手として、定例相談所で暮らしの困りごとの解決など多大な貢献をし、功績は顕著なものでした。
■朝鮮通信使船復元船が寄港
朝鮮通信使船を復元した船が、5月21日に室津港に寄港しました。現在開催されている大阪・関西万博にあわせて、1764年以来、261年ぶりに朝鮮通信使船での航路が再現され、万博での展示を終え韓国に帰る途中に上関に寄港したものです。
この日は、あいにくの雨でしたが、復元船を一目見ようと多くの人が訪れていました。また、船内の見学会も行われました。
見学に訪れた人は「寄港をとても楽しみにしていました。船が大きくて船内も広くて驚きました」「261年ぶりということで歴史を感じました。次世代にも伝えていきたいと思います」と話されていました。
○朝鮮通信使とは?
室町時代から江戸時代にかけて朝鮮国王が派遣した使節団です。江戸時代には合計11回来日しています。釜山から対馬、瀬戸内海を経由して江戸まで3,000kmの工程を6~8か月かけて航行しました。上関には11回寄港した記録が残っています。