健康 保健センターだより

『ダニにご注意ください』

春から秋にかけて、農作業やキャンプなどで山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。野山に生息するダニに咬まれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などに感染することがあります。山や草むらでの野外活動の際は、ダニに注意しましょう。

■ダニから身を守る方法
(1)野外では、腕、足、首など、肌の露出を少なくしましょう
・帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く
・長袖・長ズボン・登山用スパッツなどを着用する
・シャツの裾はズボンの中に、シャツの袖口は手袋の中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる
・足を完全に覆う靴をはく
(2)上着や作業着、手袋や帽子は家の中に持ち込まないようにしましょう
(3)屋外活動後は入浴し、ダニがついていないか確認しましょう

■ダニに咬まれたときの対処法
(1)医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう
ダニの多くは、長時間吸血します(10日以上のこともあります)。吸血中のダニを無理に取り除こうとすると、ダニの口器が皮膚の中に残り、化膿することがあるので、無理に引き抜こうとしないでください。

(2)ダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意しましょう
発熱などの症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。

(参考:厚生労働省ホームページ)

問合せ:保健センター
【電話】52-4999