くらし 議会だよりNo.97(3)

■行財政改革等特別委員会 6月13日開催
松田穣(まつだみのる)委員長

▽阿武町営住宅条例の一部を改正する条例
問:水ヶ迫の他の住宅は、今後どうなるか。
土木建築課長:
解体除去した建物は、耐用年数に加え、山際にあり、日当たりが悪く衛生面でも問題があり、また土砂災害特別警戒区域にある為今回解体した。
しかし、他の棟についてはそういった懸念が無いため、当面は現状で維持管理していく。

▽阿武町国民健康保険診療所設置条例の一部を改正する条例
問:新たに診療所を開設するにあたり、診療日数が、週何日以上等の規定は無いのか。
健康福祉課長:
巡回診療所については週2.5日以内という規定があるが、診療所に関しては特に規定はない。
9月1日から開院するが、医師の確保の問題もあり来年3月迄は週2.5日の診療を行う予定である。

▽物品売買契約の締結について
問:情報系パソコン52台について、詳細は。
副町長:
モバイルノートパソコンを51台と、デスクトップを1台購入。
タブレットによるペーパーレス化を町議会では行っているが、職員はまだ、会議等を紙ベースで行っており、DX推進の一環としてペーパーレス化をめざす。

▽令和7年度阿武町一般会計補正予算(第1回)
問:木の駅備品購入に関して、木の駅の現状と備品の内訳は。
まちづくり推進課長:
現在、木の駅については、薪ボイラーの稼働に向けて薪を作製し、ストックしている状況である。
備品に関しては、リースのフォークリフト1台、ゲートトラック1台、車両の重量を測る機械1台、まき割り機2台のリース期間が終了したため、残価で買い取る。

問:バイオマス利活用交付金の返還金とは、この度のチップボイラーから薪ボイラーへの変更によって生じた返還金で、設置企業にも負担があったと思うが、返還を回避する方法は無かったのか。
まちづくり推進課長:
ボイラーについては、故障の修理が不可能となっている。
機械は、耐用年数に見合っているが、設置場所の建屋の耐用年数の方が長い。
建屋の再利用や他の設置場所も検討したが、道の駅との高低差や燃料の薪を置くスペース、温泉管路の長さ等の問題もあり、旧設置場所をかさ上げして、設置する事とした。

問:地域活性化企業人負担金の減額理由は。
まちづくり推進課長:SNSでの募集や大手企業への訪問、勧誘も行ったが、人材の確保は困難と判断し、地域プロジェクトマネージャーを起用した事業に変更するため予算の組み換えを行った。

問:武道館の網戸工事について、詳細は。
教育委員会事務局長:
武道館の下側の窓に網戸があるが、利用者から、そこを開けてもまだ暑いという意見が多く、その上の窓にも網戸を設置する。
レールとあわせて網戸12枚を設置する予定。