健康 ハッピーあぶ町♪健康習慣(7)高血圧ゼロで脳血管疾患予防プロジェクト

ハッピーあぶ町♪健康習慣(7)高血圧ゼロで脳血管疾患予防プロジェクト
みんなで実践!「やさしい高血圧のはなし」~「血圧朝活」をはじめよう~(1)

■「高血圧ゼロで脳血管疾患予防プロジェクト」とは…
若い世代の方も、高血圧の治療をしている方も血圧を適切に管理する人が増えることで、脳血管疾患になる方を減らすためのプロジェクトです。
今回は、9月に3地区で開催した「やさしい高血圧のはなし」の講演内容をお伝えします。
講師:神出計(かみでけい)先生
医師、医学博士大阪大学大学院教授

▽高血圧が続くとどうなる?
血圧が高い状態が長期にわたって続くと、血管の弾力性が失われ動脈硬化が引き起こされます。また、動脈硬化が起こると血圧がさらに高くなるため、高血圧と動脈硬化は悪循環を繰り返すことになります。

▽血圧を測るタイミングは?
★朝(起床後1時間以内)、晩(就床前)
★1機会に原則2回測定し、その平均をとる
「血圧朝活(朝の血圧測定)」がとっても大事!
「上腕式血圧計」がおススメ!
起床後、急激に血圧が上昇する現象のことを「モーニングサージ」といいます。
朝は昼夜と比べて脳卒中、心筋梗塞で亡くなる方が多く血圧測定が大切です!

▽血圧の診断基準は?

高血圧管理・治療ガイドライン2025より

▽家庭血圧測定がとっても大切!
高血圧の診断、治療効果の判定、血圧管理の目安として重要です!
血圧を測定し続けることが良好な血圧管理につながり、健康寿命を延ばします!

★次回(11月号)では高血圧予防について説明します★
出典:神出計先生講演会資料

■おとなの歯磨き検定スタート!
阿武町では小・中学生を対象に『歯と口のハッピー検定』を行っています。この取り組みを大人のみなさんにも参加していただき、お口の健康について知る・守っていただくことを目的とした『おとなの歯磨き検定』を今年度スタート!興味のある団体のみなさん、ぜひ下記までお気軽にお声かけください。

▽「歯と口のハッピー検定問題集」より出題!
問題1:1日に出るだ液の量は?
ア.約200mlイ.約500mlウ.約1,000~1,500ml

問題2:歯肉炎になると歯を磨いた時に、出血することがある。
ア.〇イ.×

解答1:ウ
嚙んでだ液を出すことによって飲み込みやすくなり、美味しさを感じます。さらに、だ液に含まれる消化酵素は食べ物の消化をよくしてくれます。

解答2:ア
歯肉炎になると、歯肉に炎症が起こるため歯ブラシなどの刺激で出血しやすくなります。

問合せ:健康福祉課
【電話】2-3113