- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県阿波市
- 広報紙名 : 広報あわ 2025年4月号
■阿波市市制20周年記念事業
阿波市は、令和7年4月1日に市制20周年を迎えました。
本市の歴史や文化、さまざまな魅力を再発見・再認識し、郷土に誇りと愛着を感じ、さらに未来に向けて、夢と希望にあふれたまちづくりを進めていきます。令和7年度は、記念式典やさまざまな記念事業を行い、本市の魅力を市内外に発信し、認知度や好感度の向上を図ります。
また、市民・団体・企業・行政機関などが実施しているさまざまな既存事業と連携して市制20周年を盛り上げます。一例として、毎年盛況となっている阿波シティマラソンを記念事業のイベントとして開催します。
予算額:1,754万5,000円
■健康・福祉・子育て分野
▽中学校給食費無償化事業
子育て世帯の経済的負担を軽減するため、市内在住中学生の学校給食を無償化します。
また、市外の中学校へ通うなど、給食費無償化の支援を受けられない中学生の保護者には、年間給食費相当分として最大5万円を支給します。
予算額:4,950万7,000円
▽小学校給食費支援事業
小学校については、物価高騰による給食費の値上がり分を支援します。保護者の実質負担額を据え置いたまま、市内産の農産物を優先的に使用した安全・安心で質の高い学校給食を提供します。
予算額:1,029万4,000円
▽幼児教育・保育の無償化事業
これまでは、認定こども園などに入園している0~2歳児の児童のうち、第1子、第2子については保育料が必要でしたが、子育て世帯の経済的負担の軽減と子どもを産み育てやすい環境の充実を図るため、保育料を完全無償化します。(令和7年9月から実施予定)
予算額:2,369万6,000円
▽通学用かばん配付事業
子どもが小学校に入学するにあたり、通学用かばんを配付することで、家庭の経済的負担および児童の通学時の身体的負担の軽減を図ります。
予算額:312万1,000円
■生活環境分野
▽消防団車両整備事業
市場方面第8分団の可搬ポンプ車を更新します。
予算額:1,293万4,000円
▽ごみ減量化活動団体支援事業
市内全域におけるごみ減量化意識の高揚を図ることを目的として、家庭から排出されるごみの減量化に自発的に取り組む団体(30人以上の市民で構成)に補助金を交付します。
予算額:40万円
▽木造住宅耐震化促進事業
南海トラフ地震などに備え、倒壊する可能性があると判定された木造住宅の早期の耐震化を図るため、補助金を交付します。
予算額:3,410万6,000円
▽コンポスト無料配布、電気式生ごみ処理機購入補助事業
ごみ減量化を促進するため、これまでの施策を拡充します。
・コンポスト無償配布…世帯に2基まで
・電気式生ごみ処理機購入補助…補助率4/5 限度額4万円
予算額:356万2,000円
■教育・文化分野
▽公立学校情報機器整備事業
国のGIGAスクール構想の推進により、令和2年度に導入した児童生徒の「1人1台端末」について、故障端末の増加や耐用年数が迫っていることから、GIGAスクール構想第2期として、国庫補助事業を活用して、端末の更新を行います。
予算額:1億3,777万5,000円
▽学習用ソフトウェア整備事業
児童生徒の「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を目指し、「1人1台端末」の更新にあわせて、学習用ソフトウェアを更新することで、教育ICT環境のさらなる向上を図ります。
予算額:7,632万2,000円
▽市内小中学校屋内運動場アリーナ照明改修事業
学校の屋内運動場(体育館)は指定避難所でもあり、子どもたちや地域住民が安全・安心に使用できるよう、アリーナ部の高天井照明をLED照明へ改修します。
予算額:8,623万9,000円
▽吉野コミュニティセンター大規模改修事業
吉野中央公民館と柿原公民館を、吉野コミュニティセンターへ統合して、新たな公民館として令和8年4月に開館するために改修工事を行います。
予算額:1億4,563万1,000円
■産業分野
▽みどりの食料システム戦略推進事業
国の「みどりの食料システム戦略」の実践に向けた取り組みの一つとして、有機栽培の定着と人材育成の取り組みに対して支援をし、生産から消費まで一貫したモデル地区づくりの醸成や、有機農業をはじめとする環境に配慮した農業の浸透を図ります。今年度は、新たな取り組みとして有機JAS認証取得に支援を行います。
予算額:208万円
▽がんばる企業応援事業
「阿波市中小企業振興基本条例」の制定に伴い、中小企業が積極的に取り組む経営革新、販路開拓、人材確保、創業、事業承継などに関する事業に、その一部を補助します。令和7年度は、創業支援に係る補助上限額を30万円から40万円に拡充します。
予算額:500万円
■生活基盤分野
▽ホームページ再構築事業
本市ホームページは前回のリニューアルから10年が経過しており、近年のスマートフォンやタブレット端末からの閲覧が急増する中、それらに対応したデザインやコンテンツが求められています。「見やすさ」と「使いやすさ」の向上と、利用者が求める情報にたどり着きやすく、内容が伝わりやすいホームページへリニューアルします。
予算額:297万2,000円
▽スマートIC(インターチェンジ)整備事業
多くの効果をもたらし、地方創生の起爆剤となる「(仮称)阿波スマートIC」の設置に向け令和5年から工事着手しています。令和7年度は、直結する路線である山麓東西1号線の舗装工事などを進めます。
予算額:3億5,491万9,000円
■行財政分野など
▽納税コールセンター設置業務
市税の収納状況は、合併当初から毎年度収納率を向上させており、令和5年度は過去最高の収納率となりました。収納率のさらなる向上に向けて、納税コールセンターを導入し、徴収体制の強化に取り組みます。
予算額:100万円
▽ふるさと納税の推進
ふるさと納税の持続的な寄附金確保のため、魅力的な返礼品の拡充、PRと情報発信、地域協働への取り組みを強化します。
▽公共施設の適正管理・適正配置の推進
阿波市公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設の計画的な改修や除却を進めます。また、遊休市有地・施設などの利活用、売却にも取り組みます。
▽阿波市まちづくりミーティング
市長が、市民の皆さまの声を直接お聴きし、「市民が主役のまちづくり」の実現に向け、市政運営や市民参加のまちづくりに活かしていく「阿波市まちづくりミーティング」を令和7年度においても積極的に開催します。
■地方創生臨時交付金事業
国の地方創生臨時交付金を活用し、エネルギー・食料品価格などの物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の支援などのため、「水道料金支援事業」など、さまざまな事業を実施します。