- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県石井町
- 広報紙名 : 広報いしい 第271号(2025年1月)
■町政の概要
令和6年第4回定例町議会において、町長が当面する町政の重要課題について、次のとおり報告を行いました。
基本目標 1
子どもを産み育てやすい環境と、移住・定住の促進
◆母子保健事業
○5歳児健診
…10月から開始した5歳児健診について初回の受診率は約80%で、今年度は毎月実施しているため、お子様の健康チェックと発達や育児相談の場として受診していただきたい。
◆公立高校普通科の学区見直しについて
…有識者会議は通学区域制の撤廃に向けて議論が進められており、関係者、会議の委員の皆様に深くお礼を申し上げるとともに、今後において、出来る限り早急に地域間の不公平を解消し、子どもたちの進路選択の機会の十分な保障と、努力が報われる「平等な」入試制度の実現に向けて努力していく。
基本目標 2
暮らしやすい生活環境の形成
◆健康増進事業
○歯周疾患検診
…対象年齢に20歳が追加。町内歯科医院にて自己負担無料で12月28日まで実施。生涯を通じた歯や口腔の健康のためお役立ていただきたい。
○個別検診
…今年度は結核・肺がんと胃がんの集団検診を受ける機会のなかった方には徳島県総合健診センターで事前予約制の検診も1月17日まで実施。
◆予防事業
石井町に住民票を有する65歳以上の方および60~64歳で身体障害者手帳1級(心臓・腎臓・呼吸器)の方を対象に高齢者インフルエンザのワクチン接種を町内及び県内の広域医療機関で1月15日まで実施。また今年度から定期予防接種となった新型コロナワクチン接種は3月31日まで実施。
◆高齢者福祉
○高齢者等外出支援事業
…今年度からは、運転経歴証明書の提示の方にもバス・タクシー共通助成券を交付できるようになった。申請が難しい方は、長寿社会課にご相談ください。
◆インフラ整備
○都市公園長寿命化対策事業
…前山公園トイレ整備工事、前山公園施設照明器具整備工事および前山公園園路等整備工事についてそれぞれ入札を終え着工。工事期間中、公園を利用されている皆様にご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力を賜りたい。
◆広域斎場(火葬場)建設について
…広域斎場施設の設計・施工を一括発注するための事業者選定にかかる要求水準書等の資料を作成中。でき次第、事業者募集および選定作業に着手する。建設用地の周辺整備の在り方等についても、地元の方々のご意見をいただきながら、具体的な検討を進めていく。
◆石井町公営住宅等再整備基本計画策定業務
…公営住宅全体の計画的な集約等に向けた再整備に係る基本計画を策定していく。整備の手法についても民間の資本等を活用した手法について検討していきたい。
◆中央公民館リニューアルオープン
…工事期間中は利用者の皆様と近隣住民の方々にはご不便や御迷惑をおかけいたしました。1月からのリニューアルオープンに合わせて、利用料金や申請手続き等の改正と字句の整理を行いたく、石井町町立公民館の設置及び管理に関する条例一部改正。3月までの利用に関して料金体系等は従来のままで、4月からの施行に向けた周知期間とさせていただきたい。
基本目標 3
産業の振興と雇用の場の創出
◆石井町防災訓練
実施日:1月19日
場所:各地区小学校
対象者:全町民
…町民の皆様を対象とした防災訓練は5年ぶりの実施予定。南海トラフ巨大地震が発生したと想定し、最寄りの小学校まで歩いて避難する訓練を計画。たくさんの方々にご参加いただきたい。(本誌25p、26pに内容を掲載)
◆統計調査へのご協力のお願い
1月中旬より、2025農林業センサスが実施される。5年ごとに農林業の現状を正確に把握し、今後の農林業政策の基礎とするための国の基幹調査である。対象家庭に調査員がお伺いするため、ご協力をお願いしたい。
◆経済対策
○いしいコイン
令和6年4月1日に運用を開始し、総ユーザー数は、4,762名(令和6年11月17日現在)で各種キャンペーンにより交付したポイントは合計59,160,096ポイント、町内で決済された総額は190,962,999円という状況。
今後もいしいコインを活用し、町内経済の活性化、コミュニティの構築、デジタル化の推進を進めてまいりたい。
◆生涯学習
○石井町中央公民館リニューアルオープン・阿波国造墓碑立碑1300年記念事業
(15pに内容を掲載)
○日本遺産9市町連携企画展
実施日:2月15日(土)~3月2日(日)
場所:中央公民館
内容:藍の発展において大きな役割を果たした吉野川の水運をテーマとしたパネル展
…多くの皆様にご来場いただきたい。
◆地籍調査事業
令和6年度地籍調査実施区域の南島地区の一部について、現地調査の年内完了を目途に作業を進めた。令和5年度に現地調査を実施した南島の一部については、地籍図(案)及び地積簿(案)の閲覧作業を2月に実施する予定で業務を進めていく。
災害時の早期復旧境界トラブル防止など町民の財産を守るため、今後も引き続き、円滑な地籍調査が実施できますよう、皆様のご理解とご協力をお願いしたい。