子育て しっかりとした善悪の判断を

■よいことと悪いことの区別
子どもにはよいこと悪いことの区別ができないことがあります。身の回りで気になることを見つけた時がチャンスです。具体的なできごとの中でしっかり説明することが大切です。
罪悪感の薄い「なんとなく」から、悪いことだとわかっていて行う「ゲーム感覚」、脅して無理やりさせる「いじめ」まで、性質は異なりますが実はどれも深刻です。

■問題行動
少年期の「飲酒・喫煙」「迷惑行為・粗暴行為」などの問題行動は、幼少期の愛情の不足や高すぎる期待など、さまざまな要因が影響していると考えられます。幼少期に周囲の愛情が不足していた子どもが、自分の居場所を求めて誘惑と刺激に引き寄せられた結果とも言えます。

■香川県内の非行や問題行動
初発型非行で、最も多いのは万引きです。近年、万引きが低年齢化してきています。幼いころから、「ダメなことはダメ!」を意識させることが大切です。危機意識をもって、常日頃から子どもに寄り添い見守りましょう。

子どもが非行に走らないようにするには、親子の会話が重要です。日常の会話の中から、子どもたちや学校で起こっている変化、生活態度や言葉遣いの変化など、予兆を読み取ることが必要です。それをきっかけに話を深めれば、友達も含めて非行の防止につながります。
(県教委~今こそ家庭教育~より)

問合せ:生涯学習課
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