くらし 個性を生かして、新たな観光振興

■地域おこし協力隊に天野 希(あまののぞみ)さん
観光振興や魅力発信、離島の地域活性化に取り組む地域おこし協力隊として、6月1日(日)から新たに天野希さんが着任しました。
今年度開催する瀬戸内国際芸術祭の作品制作サポートや情報発信、粟島や志々島の活性化など、三豊市の魅力を発信することで観光振興や関係人口創出をめざします。
これまで東京のIT企業で勤務するなかで、プロジェクト管理や運営、人材育成など多岐にわたる業務に携わってきた天野さん。就任への思いや今後実現したいことを伺いました。

▽自身の能力や個性を生かして住民の力に
“未経験なものにとても興味があり、これまで国内外の各地を訪れてきました。今回初めて香川県を訪れ、瀬戸内の穏やかな海、壮大な瀬戸大橋を見たときには、新たな地に来たと実感し、心が弾みました。三豊市で暮らしていく中で、まずは、地域の皆さんと関わり、一人ひとりの声を聞いてそれぞれのニーズを理解することを大切にしたい、また自分らしい個性を生かせる場を探していきたいと思います”

▽関係人口創出に向けて自らがモデルに
“一般的には、住み慣れた地域で住み続けたい人が多いと思いますが、実際に私自身が三豊市へ移住し、公私ともに充実している様子を発信することで、移住に対する価値観に影響を与えられるのではと考えています。
近隣の地域おこし協力隊とも協力して、移住を考えている人に向けたアピールをしていきたいです”
“また、離島での雇用機会を模索し、自らの起業も視野に入れながら、地域に根差した活性化に取り組んでいきたいです”
天野さんの個性を生かした発信力で、既存の主要観光地はもちろん、今後新たな観光地として注目を浴びる場所が生まれることが期待されます。

Nozomi Amano
福島県出身。IT企業に20年間勤め、IT導入後の外部委託先でプロジェクトマネージャーとして企画運営や人材育成など多岐にわたる業務に従事。
退職後は、海外で移動型飲食店を経営したり、船舶免許を取得していたりと、分野にとらわれず未経験なことに積極的に挑戦している。

問い合わせ:産業政策課
【電話】73–3012