- 発行日 :
- 自治体名 : 香川県琴平町
- 広報紙名 : 広報ことひら 2025年11月号
■〜輝く未来 育て支えて 見守って~
こども家庭庁では、令和5年度から11月を「秋のこどもまんなか月間」と定め、その取組の一つが、今まで取り組んできた「子供・若者育成支援推進強調月間」です。この期間に子供・若者育成支援に対する国民の理解を深め、国民運動としての充実と定着を図ることを目的として、関係団体等による事業や活動を集中的に実施しています。
子供・若者は、家族にとっても、社会にとっても、大きな可能性を秘めたかけがえのない存在です。
全ての子供・若者が、自立した個人として健やかに成長するとともに、明るい未来を切り拓いていくことが期待されています。そして、次代を担う子供・若者が、夢や希望を豊かに育み、心身ともに健やかに成長することは、国民すべての願いです。
子供を取り巻く環境は、少子化、核家族化、デジタル化、グローバル化、価値観の多様化など、昨今の社会的背景によって大きく変化してきています。近年はこどもの不登校やひきこもり、自殺、虐待・ネグレクト、さらにはこどもの貧困についても増加傾向にあり、教育格差も大きくなっています。また、SNSにより様々な犯罪に子供・若者が巻き込まれるということも、大きな問題となっています。そのため、複雑化する問題に対し、社会全体として包括的にこどもを支える取り組みが、これまで以上に必要です。
少年育成センターでも、関係機関や地域の方々の協力のもと、日々子供たちの補導・見守り活動や有害環境への適切な対応、「小さな親切運動の推進」等に取り組んでいます。最近は、特に不登校問題を中心とした「相談活動」にも今まで以上に積極的に取り組んでいます。
この機会に、子供たちの日常的な健全育成の取組として、以下の点について意識してください。
★子供たちに目を向けてください。
皆さんの周りの子どもたちに、優しい気持ちで接してください。そして、進んであいさつや声かけをしてください。
★大人は子供たちの手本です。
歩きスマホ・ながらスマホ、交通ルール・マナー違反、ポイ捨てなど、大人がしていることを見て、子供たちはどのように感じるかを考えてみてください。社会ルールを守り、皆さん一人ひとりが子供たちの手本になってください。
次代を担う青少年の健全育成は、町民のすべての願いであり責務でもあります。
子ども・若者育成支援の重要性について、この機会に関心を持つとともに認識を深め、家庭、学校、地域社会等が連携協力して子ども・若者の育成支援に取り組むことができるよう、みんなで支えましょう。
問合せ:少年育成センター
【電話】75-0919
