文化 新居浜の産業遺産物語

■物語(8) フォレスターハウス
1993(平成5)年開設
2023(令和5)年リニューアル

フォレスターハウスは、19世紀後半に荒廃した山々を大規模な植林で緑豊かによみがえらせるため、当時の別子支配人・伊庭貞剛が樹立した「大造林計画」の100周年を記念して別子山に開設された森林文化施設です。この歴史的な環境再生の取り組みを伝え、自然と人との共生を体感できる場所となっています。
敷地内には四季折々の草花や樹木が生い茂り、森林セラピーロード(R)認定の遊歩道では心地よい森林浴を楽しめます。初夏には美しいアヤメが咲き、ビオトープでは多様な生態系を観察できます。
館内では、デジタルサイネージやVRで大造林計画の歴史や意義を学べ、木質感あふれる空間で自然環境と調和した持続可能な森林管理の重要性を体感できます。
(住友林業株式会社)

問合せ:別子銅山文化遺産課
【電話】65-1236