- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県東温市
- 広報紙名 : 広報とうおん 令和7年2月1日号 vol.244
■弓山 朔太郎(Sakutaro Yumiyama)さん(北野田)
弓山朔太郎(さくたろう)さん(8)は、弟の蒼介(そうすけ)くんが先に始めたスケートボードに魅力を感じ、一昨年の夏から習い始めた。「初めて乗ったときに楽しいと思い、技が成功したときに周りの友達が盛り上がってくれるのが嬉しいです」。スケートボードで最初の目標とされる「オーリー」(板と一緒にジャンプ)ができるようになり、1年での習得が難しい「ブラント」という大技も得意になった。また、初めて出場した大きな大会「ムラサキスポーツチャレンジカップINUZUPA2024」では、同年代の選手が集うクラスで第2位に輝いた。現在は、さらに難しい技の成功率を高めるため、日々練習に励む。指導者の宮内先生は、「他の人がやっていることをよく観察して、自分に取り入れるから上達が早い。今では本当に上手になってきた。ポジティブな部分を活かし、基礎を固め、大会で通用する選手に育てたい」と語る。1個の技がとても難しく、習得するのに何度も滑って転ぶ。その分、技が成功したときの喜びは大きく、仲間と分かち合う楽しさも魅力の一つ。指導者、家族、仲間に見守られながら夢のオリンピック出場に向けて滑り続ける。