くらし コラム*ねんきん瓦版

■国民年金の「学生納付特例制度」について
20歳以上の人は国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務付けられます。保険料を納めないと、老後の年金や、病気などで障害が残ったときに支給される年金を受け取れない可能性があります。
学生で保険料を納めるのが難しい場合は、学生納付特例申請をすることで、在学中の納付が猶予されます。

対象者：大学や専門学校などに在学する20歳以上の人で、学生納付特例を受けようとする年度の前年の所得が基準以下の人
申請先：住民登録がある役場、年金事務所
必要書類：
・基礎年金番号または個人番号が分かる書類
・学生証の写しまたは在学証明書

◇マイナポータルで電子申請が便利
マイナンバーカードがあれば、パソコンやスマートフォンを利用して「マイナポータル」から電子申請ができます。24時間どこでも手続きができ、申請状況や審査結果も確認できます。

マイナポータルへのアクセスはこちらから
※詳しくは本紙をご確認ください。

◇将来、受け取る年金はどうなる?
学生納付特例の承認を受けた期間は、将来受け取る年金の受給資格期間に算入されます。ただし、年金額には反映されないので、全額納付したときに比べて、将来受け取る年金額は少なくなります。納付を猶予された期間の保険料は、その月から10年以内であれば、後から納めることができます。

問合せ：
松山西年金事務所【電話】089-925-5105
住民課国民年金係【電話】0893-44-6152