スポーツ ―CloseUp―クローズアップ 頂へ挑む夏 全国大会出場をかけて躍動する内子高校生

いよいよ夏本番。部活動に励む多くの高校生にとって勝負の季節がやってきました。そして今年も、うれしい活躍のニュースが続々と届いています。今回は、全国の舞台を目指して四国大会を戦った内子高校の皆さんを紹介します。そこには夏の暑さにも負けない、熱い思いがありました。

■ソフトテニス Soft Tennis 四国大会出場
中野真之介(しんのすけ)さん(3年)〔大洲市〕
増本祐希(ゆうき)さん(3年)〔内子21〕

○3年間の集大成に達成感(中野さん)
四国大会では初戦から強豪校と対戦。相手の速いボールにも攻める気持ちを持ち続け、キャプテンとして納得のプレーはできたと思います。チーム全員で成長できた、最高の3年間でした。

○心の成長もこれからの力に(増本さん)
全国大会の常連校相手に粘り、集中を切らさずファイナルまで戦えたことは自信になりました。目標に向かって努力するメンタルは部活だから得られたもの。今後の勉強にも生かしたいです。

■ライフル射撃 Rifle shooting 祝 全国大会出場

○これまでの積み重ねをどれだけ出せるかの勝負
安川東吾(とうご)さん(3年)〔大洲市〕
去年に続いて2度目の全国大会です。3年生になった重圧か、今年は予選で今までにないミスが――。「記録を出したい」という気持ちもあったのかもしれません。「これまで積み重ねてきたものだけが、点数に現れる」という気持ちで、今まで通り、しっかりやり切ろうと思います。

○一発の重みが増す全国 集中を切らさず臨みたい
﨑野美羽(みはね)さん(3年)〔大洲市〕
予選の団体戦では一番手としてチームに勢いをつけようと、ライバルを超える点数を出せました。頭で余計なことを考えると体の動きに影響するので、気持ちを切らさないことが大切。今年が初めての全国大会で、予選より一発の重みが増すと思います。自分のリズムで集中して臨みたいです。

■陸上競技 Track and field 祝 全国大会出場

○支えてくれた憧れの先輩にいい結果を報告したい
松岡夢華(ゆめか)さん(2年)〔大洲市〕
先輩に憧れてやり投げを始めました。四国総体では風に乗って自己ベストを更新。でもまだまだ課題がいっぱいです。力を出し切れば結果は付いてくると分かったので、これに満足せずに全国大会でさらに記録を伸ばして、これまで練習を支えてくれた先輩にも、いい報告をしたいです。

○自分らしい跳躍で目指すは2メートルの大台突破
堀本翔馬(しょうま)さん(3年)〔内子19第1〕
目標は2メートルジャンパーです。技術的にはまだ未熟だけれど、四国大会で初めて1メートル95をクリア。先生に「翔馬らしい跳躍だったよ」と言ってもらい、自分の跳び方に自信が持てました。冬場のつらい練習に耐え抜いた自信と、部のみんなの期待を背負って、全国で大台に挑みたいです。

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