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■友人と高知で過ごす夏、心に残るひととき――
外国語指導助手 パトリシア・ルイス Lewis Patricia

日本には豊かな自然を感じられる場所がたくさんあります。その中でも夏の高知県は別格です。私はこの夏、内子でできた友人たちと越知町を訪れ、アウトドアを満喫しました。
内子から車で約2時間、向かったのは青く澄んだ清流で知られる仁淀川です。ここではパドルをこいで水上を進む「サップ」に挑戦しました。この日は特に暑かったのですが、川に足を入れた瞬間、水の冷たさと気持ちよさに驚きました。インストラクターに教わりながら、パドルの使い方や方向転換の仕方を練習。ボードに座ってこぐのはすぐに慣れましたが、立ち上がるのは怖くてなかなか上手くいきません。何度もチャレンジし、ついに少しだけ立つことに成功。広く澄んだ川の上を進むのは開放的で、心まで軽くなりました。
夜はみんなでバーベキュー。肉が焼ける音を聞きながら、冷たいビールを片手に、おしゃべりを楽しみました。夕日が山の向こうに沈むのを眺めていると、穏やかな気持ちに包まれ、心から幸せを感じました。内子町に暮らして4年。友人たちが家族のような存在になっていることに気付き、胸がじんわりと温かくなりました。食後には手持ち花火をして、揺れる光が友人の顔を照らすのを見ながら、「人生で一番大切なのは、こうした小さな幸せなんだ」と実感。この夏の思い出は私にとって、かけがえのない宝物です。