くらし 映像通報システム「Live119」の運用を開始しました。

昨年の9月から、映像通報システムの実証実験を実施しておりましたが、令和7年12月1日から、119番通報時にスマートフォンなどを活用した映像通報システム「Live119」の本運用を開始します。

◆映像通報システム「Live119」とは?
スマートフォンのカメラ機能を利用して、火災や救急などの通報現場の状況を「見える化」する新しい映像通報システムです。
このシステムを導入することで、次のようなことが可能になります。
・言葉で説明しづらい現場の状況を、消防署とリアルタイムで共有することができます。
・火災や救急の現場状況が映像で分かるため、出場した消防隊や救急隊に具体的に情報を伝えることができ、より迅速な現場活動を行えます。
・心肺蘇生法など応急手当の方法が分からない場合でも、消防署から送信する動画を見ながら応急手当をすることができるようになります。

◆Live119の流れ
1.　119番通報時に、消防署が必要と判断した場合、消防署から通報者に対し、映像通報システムによる映像伝送のご協力を依頼します。
2.　了承した場合のみ、消防署が通報者宛てにショートメッセージ(SMS)を送信します。
3.　ショートメッセージ(SMS)に記載されたURLをタップし、ウェブブラウザから映像通報システムを起動します。
4.　注意事項の確認、マイクやカメラ・位置情報の使用許可を行い、開始ボタンをタップして撮影を開始します。
5.　撮影している映像は消防署へ伝送され、消防署が現場の状況を映像で確認し、音声による指示等を行います。

◆注意事項
・システム使用時に発生する通信費は、通報者の負担となります。ご協力依頼時にご説明しています。
・119番通報時に消防署が必要と判断した時以外、消防署から映像通報システムショートメッセージ(SMS)を送信することはありません。ワンクリック詐欺などの特殊詐欺にはご注意ください。

問合せ先：宇和島地区広域事務組合消防本部
【電話】0895-22-7500

※詳しくは本紙P.18をご覧ください。