- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県四万十市
- 広報紙名 : 広報しまんと 令和7年4月号
四万十の日実行委員会(官民32団体で構成)では、平成元年発足以来、清流保全・振興・環境教育・学習等に積極的に取り組んでいます。令和6年度に実施した4事業をご紹介します。
◆親子川漁体験事業
7月27日、四万十川中央漁協の組合員の皆さんのご協力のもと、入田の河川敷で市内小学生の親子62名が、投網やアユのつかみどり体験をしました。参加者からは、「初めての貴重な体験ができた」「子どもがまたやりたい!と喜んでいた」という感想をいただきました。
◆水辺の楽校~小学生の環境学習~
小学3~4年生を主な対象とした環境学習事業で、本年度は5月~10月にかけて11校で実施しました。学校の近くの川に行き、そこに住んでいる生物などを知ることで、川への親しみや、安全安心な川とのかかわり方を知ってもらうことを目的とした学習です。
◆川漁体験事業
8月4日と18日、屋形舟さこやの皆さんのご協力のもと、山路で市内小学生の親子40名が、川漁師の仕事を体験しました。体験ではしば漬け漁やろ漕ぎを行い、大きなボラやウナギ、川エビが捕れました。
参加者からは、「想像していたよりもたくさんの生き物が捕れてうれしかった」「川漁師さんの仕事が何をしているか知れてよかった」「子どもとすてきな思い出ができた」と喜んでいただけました。
◆河川環境水質浄化事業~「しまんとAI」~
小学3年生~4年生を対象に、しまんとAIの手作り体験学習を6校で開催しました。「しまんとAI」は、ヨーグルト、ドライイースト、納豆、砂糖、お湯で作る環境浄化微生物で、食べ物由来の菌から環境に優しい微生物ができ、家庭排水に含まれる化学洗剤の量を減らすことができます。子どもたちは、家にある材料で簡単に作れる「しまんとAI」に興味津々でした。
~これらの事業には、四万十川清流保全基金が活用されています~
■環境生活課事業
◆子どもエコ教室
市内の保育所・小学校を訪問し、市職員が環境学習を行いました。保育所では食品ロスについての話や、簡単な食べ物こみの分別ゲームなどを行い、小学校ではごみやリサイクルについての話や、紙のリサイクル体験として、手すきはがき作りを行いました。
エコ教室をきっかけに、子どもたちも環境への思いが高まり保育所や小学校、家庭でも身近にできるエコや環境の話題が出ているようです。
このページの問合せ:(市)環境生活課 四万十川・環境係
【電話】34-6126