くらし 健康長寿のまちづくり 土佐町 みんなの食育

食育目標「早寝・早起き・朝ごはん」
土佐町健康増進・食育推進基本理念「健康長寿のまちづくり土佐町」

◆漢字クイズ??何と読む?
魚氷
※魚偏に氷

◆ヘルスメイト通信
『わがまちのヘルスメイト』
今回は、栄養関係功労者として「高知県知事表彰」を受賞された池添紘世さんを紹介します。
池添さんは、平成15年度から活動を開始し、翌年から令和元年度まで16年間副会長を務め、長年にわたり地域での健康づくりや学校での食育活動にご尽力されました。その功績を称え「高知県知事表彰」と20年以上ヘルスメイト活動を続けられた方に贈られる「永年会員表彰(高知県食生活改善推進協議会長表彰)」を、令和5年度に併せて受賞されました。
料理上手で、調理のコツやレシピの紹介をしてくださり、その料理には下処理などの手間を惜しまないおもてなしの心と、食材を大切に丁寧に扱う心がこめられています。その中でも「ししとうの肉詰め」は子どもでもおいしく食べられる一品です。

~スローガン~
私たちの健康は私たちの手で

◆伝えたいこの一品~昨年度5年生の調理実習で人気のあった「こんちん」を紹介します~
▽1人分栄養価
179kcal
たんぱく質3.8g
脂質2.6g
食塩相当量1.1g
カルシウム22mg
鉄分0.6mg

▽材料(4人分)
ごぼう:100g
植物油:適量
だし汁:200ml
しょうゆ:小さじ1強
中力粉:150g
砂糖:15g
塩:小さじ1/2
水:200ml

▽作り方
(1)ごぼうはささがきにし、水にさらしてアク抜きします。ザルにあけ水気を切ります。
(2)(1)を油で炒め、だし汁としょうゆを加え炒りつけ火を止めます。粗熱を取ります。
(3)中力粉をふるいにかけ、砂糖、塩を加えて混ぜ、さらに水と(2)を加え軽く混ぜます。
(4)フライパンを熱し油を引き、(3)をお玉ですくい入れて薄くのばし、両面をこんがり焼きます。焼いた生地を重ねずに広げてさまし、食べやすい大きさに切り分けます。
・本来は生地にえごま(大さじ1と1/2)を加えて作ります。
・レシピ提供:大豊町食生活改善推進協議会

昨年度の5年生が作った「こんちん」は、まわりはカリッと香ばしく中はもちっとした食感で大変おいしく、こんちんの山が瞬く間になくなっていました。また、粒あんをつけてもおいしいことを発見し、レシピを提供してくださった大豊町の人にも教えたいとの声も聞かれました。

◆漢字クイズ??こたえ「ひうお」
アユの稚魚のことで「氷魚」とも書き、「ヒオ」「ヒウオ」と読みます。半透明の白色であることから、氷のように透き通った小魚という意味が込められているようです。アユは水質のよい河川にいることから「清流の女王」とも呼ばれ、独特な香りがあることから「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれます。味は淡泊でカルシウムやレチノール(ビタミンAの一種)を多く含みます。レチノールは特に内臓に多く含まれます。