- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県仁淀川町
- 広報紙名 : 広報によど川 2025年4月号
■家具の転倒防止対策に取り組みましょう
春は、就職・転勤・入学など新生活が始まる季節です。新生活の始まりに合わせて、引っ越しをする人や模様替えを検討している人もいると思います。ここで取り組んでいただきたいのが、「家具の転倒防止対策」です。いつ発生するか分からない大地震に備えるためには、「震災時に自宅でけがをしない」という意識をもって対策に取り組むことが大切です。
いま一度、家具類の転倒・落下・移動防止について考えてみましょう。
◆家具の転倒・落下・移動でどんな被害がある? 対策は?
○けが
過去に発生した大地震のけがの原因を調べると、「家具の転倒・落下・移動」の割合が多いようです。
→家具を固定する。(例:壁に固定する。棚から物が落下しないようにストッパーを取り付ける。)
→寝室の家具はなるべく背の低いものにし、寝具から離れた位置に配置する。
○火災
ストーブやヒーターなど、熱を発する器具に家具類が転倒した際に、火災が発生した事例があります。
→熱を発する器具の近くに転倒や落下の恐れのある家具などを配置しない。
○避難障害
出入り口付近に家具の転倒対策を実施していない家具を配置してしまうと、地震により転倒した家具が扉や窓をふさぎ、逃げられなくなることがあります。
→出入り口付近や避難経路に家具を置かない。
→家具を置く位置や向きを工夫する。
問い合わせ:高吾北消防本部(署)
【電話】26-2111