健康 予防接種のお知らせ

予防接種法によって定められている定期の予防接種について、市では、指定する実施医療機関での個別接種を行っています。

■子どもの定期予防接種
子どもの予防接種は、確実に免疫をつくるために、適切な時期に受けることが大切です。特に就学後は忘れがちになります。かかりつけ医に相談しながら接種スケジュールを立て、対象年齢になったら、期間内に接種しましょう。
対象年齢の子どもは無料で受けられます。市が指定する実施医療機関で、原則月~金曜日(祝休日を除く)に実施します。接種の際は、母子健康手帳と予防接種手帳を持参してください。
詳しくは、予防接種手帳もしくは市ホームページ(「福岡市 子どもの予防接種」で検索)でご確認ください。

▽子どもの予防接種の種類
予防接種の種類・対象年齢・接種期間・接種回数:

・ロタ
対象:出生6~23週または31週
標準:生後2カ月~出生14週6日後までに初回を接種
※同様の効果で接種回数の異なる2種類のワクチンがあります。
2回または3回

・B型肝炎
対象:1歳未満
標準:生後2~8カ月で3回接種し終える
※母親が、母子感染予防として1度でもB型肝炎ワクチン接種を含む治療を受けたことがある場合、その子どもは定期接種の対象となりません。
3回

・小児用肺炎球菌
対象:生後2カ月~4歳
標準:生後2~6カ月に接種を開始し、生後12カ月までに初回3回分を接種し終える。追加分は初回3回目接種後60日以上の間隔を空けて、生後12~14カ月に接種
初回3回 追加1回

・BCG(結核)
対象:1歳未満
標準:生後5~7カ月に接種
1回

・5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)
対象:生後2カ月~7歳5カ月
標準:生後2~6カ月までに開始する。追加分は初回3回目接種後6~18カ月の間隔をおいて接種
初回3回 追加1回

・2種混合(ジフテリア、破傷風)
対象:11~12歳
標準:11歳
1回

・麻しん(はしか)風しん
1期 生後12カ月~1歳11カ月 1回
2期 小学校入学前の1年間(4月1日~翌年3月31日) 1回

・水痘(水ぼうそう)
対象:生後12カ月~2歳11カ月
標準:1回目…生後12~14カ月、2回目…1回目の接種後6~12カ月の間に接種
2回

・日本脳炎 1期
対象:生後6カ月~7歳5カ月
標準:初回3歳、追加4歳
初回2回 追加1回

・日本脳炎 2期
対象:9~12歳
標準:9歳
1回

・日本脳炎 特例措置
対象:接種勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した平成7年度~18年度生まれの人
接種期限:20歳未満(20歳の誕生日の前日まで)
1~4回

・子宮頸(けい)がん予防ワクチン[ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症]
対象:小学6年生~高校1年生相当の女子
標準:中学1年生
(9価)小学6年生~14歳で開始…1回目から6カ月後に2回目、15歳以上で開始…6カ月で3回接種
(2価・4価)6カ月で3回接種
2回または3回

・子宮頸(けい)がん予防ワクチン[ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症] キャッチアップ接種延長
対象:平成9年4月2日~21年4月1日生まれで令和4年4月1日から令和7年3月31日の間にワクチンを1回以上接種している女性
接種期限:令和8年3月31日
1~2回

■麻しんおよび風しん予防接種について
一部のワクチン製造会社の出荷停止により、ワクチンの供給が一時的に不足していたことを受け、令和6年度の麻しんおよび風しん第1期、第2期、第5期(抗体保有率が低いとされる世代の男性を対象とした接種)の対象者について、接種期間が2年間延長されます。
詳細は、市ホームページ(「福岡市 MRワクチン延長」で検索)で確認を。

■高齢者の肺炎球菌定期予防接種
肺炎球菌の予防接種は、肺炎球菌が原因で起こる肺炎等の予防や、感染時の重症化防止に有効です。
次の対象者は、4,200円(通常の半額程度)で接種を受けることができます。
※対象者のうち、生活保護受給者や市県民税非課税世帯の人などは接種料金を免除(確認書類の持参が必要)。
対象者:市内に住民登録(外国人登録を含む)があり、接種日に65歳である人。
対象者に順次、お知らせと予診票等を送付します。なお、60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓または呼吸器能やヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障がい(身体障害者手帳1級相当)がある人も、同様に4,200円で接種を受けることができます(身体障害者手帳の写し等の持参が必要)。※これまでに肺炎球菌の予防接種(ニューモバックス(マルアール)NP)を受けた人を除く。
接種期間・回数:65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日までに1回。
実施場所:市が指定する実施医療機関。詳しくは市ホームページ(「福岡市 肺炎球菌」で検索)で確認を。
実施日:原則月~金曜日(祝休日を除く)。
接種の際は、送付した予診票と氏名、住所、生年月日が確認できる書類(マイナンバーカードや健康保険被保険者証など)を持参してください。予診票を紛失した場合は医療機関に申し出てください。
接種後、まれに副反応が起こることがあります。接種の際は医師の説明を聞きましょう。
詳しくは、市ホームページ(「福岡市 肺炎球菌」で検索)で確認するか各区健康課に問い合わせを。

■帯状疱疹の定期予防接種
過去にかかった水痘ウイルスは、神経に潜伏しています。帯状疱疹は、加齢、疲労などで免疫力が低下し、ウイルスが再活性化することで発症する皮膚疾患です。
重症化を防ぐために、4月から帯状疱疹予防接種が定期接種化されます。対象者には、順次お知らせを送付します。
最新の情報など詳細は、市ホームページ(「福岡市 帯状疱疹」で検索)でご確認ください。

接種の際は、事前に実施医療機関に予約してください。詳細は各区健康課へ。

問い合わせ先:各区健康課
東【電話】092-645-1078【FAX】092-651-3844
博多【電話】092-419-1091【FAX】092-441-0057
中央【電話】092-761-7340【FAX】092-734-1690
南【電話】092-559-5116【FAX】092-541-9914
城南【電話】092-831-4261【FAX】092-822-5844
早良【電話】092-851-6012【FAX】092-822-5733
西【電話】092-895-7073【FAX】092-891-9894