くらし 私たちが今できること 避難について考え、災害に備えよう

室見川をはじめ複数の河川が流れる早良区は、大雨による河川の氾濫や河岸侵食の危険性がある地域です。また、市街地では、短時間に降った大雨が排水されず、下水道や水路から水があふれる内水氾濫の恐れもあります。

■原西校区で防災訓練を実施
大雨による水害の発生を想定した避難訓練が原西校区で5月10日に行われ、参加者130人は原西小学校までの避難経路を確認しました。
訓練後は防災講座が開かれ、区総務課の職員から、避難所で使用する間仕切りテントや簡易トイレの使い方、災害への備えの必要性などについて説明を受けました。
参加者からは「避難所の様子がイメージできた」「停電や断水時の備えも必要だと思った」との声が聞かれました。
同校区自治協議会の山科富士代会長は、「避難所での過ごし方について初めて講座に取り入れてもらい、とても参考になりました。今後も防災訓練を開催して災害に備えたいです」と話しました。

■「もしも」に備えて準備しよう
区総務課防災・安全安心係の松本雅也さんの話

雨の予報や住んでいる地域の安全性などの正しい情報を集め、避難する場合は早めの行動を心掛けましょう。水道や電気、ガスなどライフラインの停止に備え、最低3日分の生活必需品(食料や水など)を準備しておくと安心です。普段から少し多めに購入し、使った分を買い足す「ローリングストック」がお薦めです。

区は、地域の皆さんや公民館などと協力し、地域のニーズに合った防災に関する訓練や講座を行っています。気軽に区総務課へご相談ください。

◆市の防災アプリ「ツナガル+」
「ツナガル+(プラス)」に登録すると、避難所などの情報を確認できます。

問い合わせ:区総務課
【電話】092-833-4304【FAX】092-833-4388