くらし まちの話題

■日本伝統織物を未来へつなぐ
2月6日、経済産業省令和6年度ユニコーン創出支援事業ビジネスプラン発表会RED-KYUSHUへのファイナル出場の報告のため、市内にある(有)松田衣料店の内徳直美さんが、大塚市長を表敬訪問しました。今回、発表会に出品されたサコッシュ「MOTTETE」は、今までに仕入れた絹織物300反を材料に制作され、その質感の高さ等を評価されました。
内徳さんは、「日本の伝統文化をである絹織物を未来につないでいけるように、今後新しいことにチャレンジしていきたい」と語りました。大塚市長は、「伝統文化を新しい形に昇華させてつないでいく発想がとても素晴らしい。世代を問わず、愛される伝統文化になるよう、今後も頑張ってほしい」とエールを送りました。

■ANAホールディングス株式会社とのフレンドリータウン協定
2月19日(水)、本市とANAホールディングス株式会社は、スポーツや旅を通じた地域振興を実現するためのフレンドリータウンに関する協定を締結しました。この協定は、地域の活性化や青少年の健全育成、福祉の増進、子育て支援を目的としたものです。
大塚市長は、「市は、こども達の未来を拓くという教育大綱をもとに事業に取り組んでいる。こども達の未来やスポーツ振興等、力を貸していただきたい」と語りました。
同社執行役員の津田佳明さんは、「我々は、社員としても働く第一線のアスリートを、指導を求めている地域等に送りだす事業を展開し始めたばかり。事業の起点となるタイミングで一緒にやっていけることが嬉しい。今後も地域貢献に取り組んでいきたい」と語りました。

■ふくおか6次化商品セレクションで最高賞
3月5日、CHICHIYA(津田町)の野﨑幸子さんが、2月15日に開催された「ふくおか6次化商品セレクション」にて県知事賞を受賞したことを報告するため、市長を表敬訪問しました。受賞した商品は「3種のふくのこジェラート」。本来ジェラートの主成分となる牛乳を使用せず、米粉用米「ふくのこ」と市内で生産されるイチゴ等の農産物を主な原材料として作られており、その独自性の高さと地域内の農業者と連携した取組が高い評価を受けました。代表の野﨑さんは「アレルギーがある人でも安心して食べることができ、美味しさを共有できるジェラートを、直方から全国に届けたい」と意気込みを語りました。

■将来は大工さん?出張こども大工
3月5日、新入幼稚園で本市SDGs推進パートナーに登録する大英産業主催の「出張こども大工」が開催されました。
「大工体験を通してこども達の未来の可能性の幅を広げること」を目的としており、市内では今回で3園目の開催となりました。
子どもたちは、黄色のヘルメットをかぶり、工具を使ってイスやフォトフレーム作りに挑戦。最後には、パートナー企業からの協賛を元に作製された「サステナハウス」(屋外遊具)が寄贈され、子どもたちは大喜びでした。参加した那須千昭(なすちあき)さんは「楽しかった!また作りたい」と話し、大英産業の北野真理奈さんは「できた!の成功体験を積み、これからもいろんな挑戦をしてほしい」と語りました。