- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県田川市
- 広報紙名 : 広報たがわ 令和7年1月1日号
共に歌い、共に踊る。歌と踊りが満載の2days!!
■炭坑節発祥の地。ふるさとの誇りを、私たちは忘れない。
11月2日・3日、石炭記念公園で「第16回TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~」が開催され、両日合わせて延べ約3万5千人が訪れました。
初日は、九州和太鼓田川大藪太鼓の演奏で開幕し、正調炭坑節保存会のほか、地域の子どもたちなどが歌や踊り、多彩なダンスなどを披露。続いて歌手の軍鶏SHA・MO・やKIMIKAのスペシャルライブなどが催され、会場は大いに盛り上がりました。夜の人気イベント「TAGAWAキャンドルナイト2024」では、降雨に負けない工夫でキャンドルを点灯。優しく揺らぐ灯りが、子どもたちが書いた夢や目標を照らしました。
翌日も、田川西中学校・田川東中学校・東鷹高等学校吹奏楽部の合同演奏や田川小唄保存会などによるステージイベントで開幕。
■踊り続けよう。天高くそびえる、二本煙突の下で。
歌まねタレント・ななみななのスペシャルライブやギラヴァンツ北九州の選手のトークセッションなどで会場が賑わい、来場者数も熱気も最高潮へ。迎えた最終日のメインイベント「炭坑節総踊り」では、猪位金学園、田川東中学校、田川西中学校の生徒が「炭坑節が田川の地で生まれたことを誇りに、この地が『炭坑節発祥の地』であることを宣言します」と声高らかに宣言。約3千人が大きな輪になり、三味線鷹羽会(たかはかい)の生演奏と歌手・本城綾乃(ほんじょうあやの)さんによる生歌に合わせて踊る圧巻の「炭坑節総踊り」でまつりはフィナーレを迎えました。
◆世界の人々をつなぐ「炭坑節」
炭坑節発祥の地を目指して田川市へ。アメリカ・ニューヨーク在住のドナ・ツフラさんが、TAGAWAコールマイン・フェスティバルに来場しました。ドナさんは「炭坑節」を、人々を友情や平和で結ぶことができる踊りとして世界に発信しています。また、この活動には、コロナ禍の困難な中で努力を重ねて東京五輪を開催してくれた日本への感謝の気持ちも込められています。2024年のパリオリンピック・パラリンピックでは、会場を巡って選手やボランティア、スタッフ、観客と一緒に炭坑節を踊り、その様子を動画で配信(tankobushi.com)。「2028年のロサンゼルスオリンピック・パラリンピックでも、ぜひ世界中のみなさんと一緒に炭坑節を踊りたい」と意欲を語りました。