- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県筑紫野市
- 広報紙名 : 広報ちくしの 令和7年3月号
■特集「食事(しょくじ)」と「運動(うんどう)」でみんなの健康(けんこう)を守(まも)る!
楽しく、幸せな日々を送るために、健康でいることはとても大切です。健康づくりのポイントは、日々の食生活と運動習慣です。
今回の特集では、市民の皆さんに食事と運動の大切さを伝えて、健康的な生活を送るサポートをしている人たちを紹介します。
▼幅広(はばひろ)い世代(せだい)への食育活動(しょくいくかつどう)
健康(けんこう)づくりのための料理教室(りょうりきょうしつ)
○食生活改善推進員(しょくせいかつかいぜんすいしんいん)とは
「食」を通じて地域の健康づくり推進活動をしています。食生活を中心とした健康づくりについて学習し、自身や家族の健康管理はもとより、地域の皆さんに伝達し広めています。
今日も、ピンクのエプロンと三角巾を身にまとい、地域の健康づくりのための教室や食育啓発活動を行っています。
▼手(て)を取(と)り合(あ)って笑顔(えがお)で運動(うんどう)
音楽(おんがく)や道具(どうぐ)で楽(たの)しく動(うご)く
○健康(けんこう)づくり運動(うんどう)サポーターとは
赤いシャツを身に着けて、地域の皆さんが明るく笑顔で過ごせるように健康づくりのサポート活動をしています。
健康づくりに必要な知識や運動について学び、公民館やコミュニティセンターなどで健康運動の魅力と元気、笑顔を届けています。
▼皆(みんな)で食(た)べる食事(しょくじ)は別格(べっかく)
食生活改善推進会(しょくせいかつかいぜんすいしんかい)
○「食(しょく)」で広(ひろ)げる健康(けんこう)づくりの輪(わ)
食生活改善推進会会長 髙橋好惠(たかはしよしえ)さん
得意料理:煮物、生姜焼き
食生活改善推進会は、「私達の健康は私たちの手で」をスローガンに活動している全国的なボランティア団体です。筑紫野市では72人の会員が在籍しています。20年以上活躍する人や男性も在籍し、皆、まじめで温かく楽しく活動しています。会員同士でのつながりができるのも魅力です。
「料理が得意でないとなれないの?」と思う人もいますがそんなことはありません。会員との交流を通して料理の技術を身に付けることができます。活動はあくまでボランティア。皆で協力し、それぞれができる範囲で活動しています。他にも、食生活改善推進会でも学習会を行っています。料理のことだけでなく、SDGsなど他の社会問題を学び、考えるきっかけにもなります。
「食べることは生きること」。より良い食事は、より良い生活・より良い生き方、すべてにつながります。私自身もこの活動を可能な限り続けていこうと思います。
○始(はじ)めてわかる発見(はっけん)と楽(たの)しさ
食生活改善推進員1年目 山下眞子(やましたしんこ)さん
得意料理:おでん、漬け物
仕事を退職後、社会とのつながりを持ち、貢献することができればとの思いで養成講習会に参加しました。
養成講習会では、日ごろから健康に気を使っての料理をしているつもりでしたが、まだまだ足りないと気付かされたりなど、学ぶことが多かったです。
元々料理が好きで、活動は料理の指導だけかと思っていましたが、実際は食育啓発活動も行っていたりと幅広くて驚きました。先日の下見保育所での食育教室では子どもたちと触れ合うことができて楽しかったです。
食生活改善推進会の人たちもさまざまです。仕事をしながら活動を行っている人もいます。また、養成講習会を一緒に受講した会員とも仲良くなりつながりができたのもうれしかったです。楽しんで活動をさせてもらっています。