子育て 子育てのひろば No.340

■友(とも)だちとの関(かか)わり
幼児期における最初の人間関係は、親子の関わりです。
0~1歳の時期に言葉の発達とともに親子の心の絆を結び、親子関係を基盤として人間関係を築いていきます。家族など親しい人と信頼関係を築き、共に過ごす時間を楽しむことが大切です。他者と関わる準備期間なので、無理に友だちと遊ばせなくても大丈夫です。
2~3歳になるとしっかりした自我が芽生え、友だちと遊ぶことの楽しさが分かってきます。その中で、「順番を守る」などのルールが必要になってきます。玩具の貸し借りや遊びの順番を守ることができるように、親子で「貸して」「どうぞ」「ありがとう」のやりとりをすることも効果的ですね。
4~5歳になると身近な人の気持ちも理解できるようになり、感情のコントロールも少しずつうまくなってきて思いやりの心も育っていきます。友だちと喧嘩しても子ども同士で解決しようとする姿も出てきます。
友だちの数を気にするのではなく、コミュニケーションが取れているか、友だちを思いやった関わりができているかに目を向けるようにしましょう。
大切なことは、子どもの個性や成長段階に合わせてサポートしてあげることです。

問合せ:二日市保育所
【電話】922-3344