- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県古賀市
- 広報紙名 : 広報こが 2025年6月号
6月23日~29日は「男女共同参画週間」です
◆あなたの中にもありませんか?「固定的性別役割分担意識(こていてきせいべつやくわりぶんたんいしき)」
・男性は仕事をして家計を支えるべき
・女性は一歩さがって男性を立てるべき
・男の子は人前で泣くべきではない
・女の子だから料理くらいできないと
▽固定的性別役割分担意識とは?
性別に関係なく、『個人が持つ個性や能力』によって役割分担を決めることが適切であるにもかかわらず、「男性は外で仕事、女性は家庭を守る」というように、性別を理由に役割を固定的に分ける考え方を「固定的性別役割分担意識」といいます。
あなたは日常の中で、「男性だから」「女性だから」などと無意識に考えたり、発言していませんか。
▽何が問題なの?
性別を理由に役割を分けることや性別にとらわれたり性別で決めつけたりすることで、『個人が持つ個性や能力』を発揮することができなくなります。
「子どもの急な発熱お迎えはお母さん?」
「女性は管理職になりたがらない?」
「自治会の役員は男性が向いている?」
「男の子にはラジコン女の子にはお人形?」
私たちは無意識のうちに「男性とは、女性とは、こういうものだ、こうあるべきだ」といった「男性らしさ」「女性らしさ」を押し付けていないでしょうか。
私たちが過去の経験によって気づかずに身につけた「アンコンシャスバイアス(無意識の思いこみ)」は誰もが持っているものですが、相手を傷つけ、可能性を狭めてしまう場合もあります。
▽私たちにできること
まずは「男性だから、女性だから」という意識にとらわれず、一人ひとりの中にある「アンコンシャスバイアス」に気づくこと、そして、それが誰かの生きづらさにつながっている場合、改善できることがないか考えてみましょう。
◆参加してみませんか?
性別に関わらず、誰もが自分らしく生きることができる「男女共同参画社会」に向けて
▽男女共同参画フォーラム2025
いつ:6月28日(土) 10時~12時
どこ:リーパス多目的ホール
男女共同参画に関する一行詩優秀作品、輝きKOGAびとの表彰、また、山本カヨさんの講演会を行います。
問合せ:人権センターWith(ウィズ)
【電話】092-942-1128
◆2024年度 人権標語
※詳しくは広報紙をご覧ください。