- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県古賀市
- 広報紙名 : 広報こが 2025年6月号
◆食生活や生活習慣を見直して元気な毎日を!
古賀市では肥満傾向の人や、血圧・血糖値の高い人が年々増えています。10年後も健康な生活を送るため「古賀市健康チャレンジ10か条」を軸に、毎日の「朝食」「野菜」「減塩」に取り組んでみましょう。
◆古賀市健康チャレンジ10か条
▽第1条 朝ごはん食べて今日もスタート!
・朝ごはんを食べるといいこといっぱい!
(1)太りにくくなる
(2)集中力があがる
(3)便秘予防
(4)体内時計がリセットされ体調が整う
(5)昼食後の血糖値の上昇を抑える
朝ごはんは少しでも食べることが大切です。今まで食べていない人はスープや牛乳などからはじめ、果物やパン、ゆで卵を合わせてみるなど種類を少しずつ増やしていきましょう。食べる習慣がある人は、主食・主菜・副菜のバランスが取れた朝ごはんをめざしましょう。
▽第2条 毎食バランスよく、まずは野菜から
1日の野菜の目安量は、海藻・きのこ類を含め450gです。
・1日の野菜の目安量
(生野菜で両手3杯分・ゆで野菜で片手3杯分)
・知って得する!野菜の効果
(1)高血圧予防…カリウムは、ナトリウム(食塩)を排出します。
(2)おなかの調子を整える…食物繊維は、腸内の環境を整えます。
(3)血糖値の急上昇を防ぐ…野菜を最初に食べることで、血糖値の急激な上昇を防ぎます。血糖値の急上昇は、血管を傷つけたり動脈硬化を引き起こします。
▽第3条 めざせ!おいしい薄味(うすあじ)生活
頭ではわかっていても、なかなか取り組みにくいのが減塩では?
塩分の高い食事を続けていると、高血圧の原因となり腎臓にも負担がかかります。特にしょうゆ・みそで味付けをすることが多い和食は塩分をとりすぎることも。日頃から減塩を意識することが大切です。
・意識して取り組んでみよう!減塩の工夫
(1)調味料を計りましょう
味覚は年齢とともに衰えるといわれています。計量スプーンや計量カップを使用しましょう。
(2)麺類の汁は残しましょう
汁を残すだけで2gの減塩になるといわれています。
(3)みそ汁や漬物は食べる回数を減らしましょう
みそ汁などの汁物は1日1回、漬物は少量に。
(4)香辛料・香味野菜を使用しましょう
ワサビ・みょうが・生姜などを味のアクセントに。
※柚子胡ごしょう椒は塩分が多いため要注意。
(5)酸味を活用しましょう
酢やレモンなどを使用すると薄味の物足りなさを感じにくくなります。
(6)栄養成分表示を見て選びましょう
食品の袋などについている栄養成分表示の中には、食塩相当量が示されています。確認するようにしましょう。
【1日の食塩目標摂取量:男性7.5g未満女性6.5g未満】
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問合せ:健康介護課(サンコスモ古賀内)
【電話】092-942-1151