- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県那珂川市
- 広報紙名 : 広報なかがわ 2025年8月号
人の体をつくる細胞は約37兆個あるといわれ、その細胞が働くために必要な酸素を取り込める唯一の臓器が「肺」です。肺が不健康だと、心臓が動いていたとしても、肝心な酸素を運べません。
肺を傷つける原因の1つがたばこです。吸っている本人だけでなく、周りの人の健康にも影響を及ぼします。
◆「望まない受動喫煙」をなくしましょう
自分の意思とは関係なく周りのたばこの煙を吸い込んでしまう受動喫煙(二次喫煙)は、少しの量を吸っても健康に影響を及ぼします。肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患は、受動喫煙との関連が「確実」と判定されています。日本では年間約1万5千人が受動喫煙を受けなければ、これらの疾患で死亡せずに済んだと推計されています。
※詳しくは「なくそう!望まない受動喫煙。」(【URL】https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/)をご覧ください。
◆受動喫煙による発症リスク
・脳卒中 1.3倍
・虚血性心疾患 1.2倍
・肺がん 1.3倍
・乳幼児突然死症候群(SIDS) 4.7倍
◆残留型の受動喫煙「サードハンド・スモーク」にも注意!
たばこは火を消した後にも、目に見えないガス状の有害成分が部屋の壁や喫煙者の服、髪の毛などに付着します。このたばこの煙の残留物から有害物質を吸うことを「サードハンド・スモーク(残留受動喫煙)」と
いいます。
「外でたばこを吸った人が室内に戻るとたばこの臭いがする」などの場合でも被害を受けています。部屋で過ごす時間が長い乳幼児がいる家庭などは、特に注意してください。
◆受動喫煙の防止には?
受動喫煙の対策の1つに「分煙」があります。しかし、喫煙者が移動すれば体や衣服に付着した有害物質が拡散されることになります。また喫煙後約40分間は、吐く息にもたばこの成分が排出され続けます。空気清浄機でも、たばこの有害物質を除去することはできないのです。
たばこの臭いを避け、たばこの臭いの付いたものを洗濯や掃除機などで除去しましょう。
◆加熱式たばこ・電子たばこは受動喫煙対策になる?
紙巻たばこと同様に有害物質は含まれています。受動喫煙の危険性も科学的根拠が不十分のため安心はでき
ません。
問い合わせ:健康課 健康推進担当(保健センター)
【電話】953-2211(内線366)