- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県志免町
- 広報紙名 : 広報しめまち 2025年10月号
■財源の主な使い道
1位…町民センター改修事業(普通建設事業費)
約15.8億円
皆さんが集う新たなコミュニティの拠点として、町民センターを大規模にリニューアル。今後予測される志免町の人口推移を考慮し、建て替えではなく、改修工事を実施。
目玉は、ゆったりくつろげる座席を備えたサクラみらいホール。来年1月、町民の皆さんに愛される新しいセンターとして生まれ変わります。どうぞお楽しみに!
(Pick Up)
◇町民センター開館記念式典
1月の開館に先立ち、志免飛龍太鼓や祝舞の披露、歌手・木山裕策氏による講演とミニコンサートを開催。町内小中学生との合唱も予定中。新しくなった町民センターをぜひ体感してみませんか。
対象:町内在住の人
日時:12/21(日)10時~12時15分(開場9時40分)
場所:町民センター
定員:先着300人
申込方法:10/7(火)~ホームページ
問合せ:社会教育課社会教育係
【電話】092-935-1419【FAX】092-935-7141
2位…私立教育保育施設運営事業(扶助費・補助費等)
約13.1億円
志免町では『全てのこどもが希望をもって自分らしく笑顔で暮らせるまち』を目指しています。その実現に欠かせないのが保育所。扶助費や補助費は、保育士の人件費や保育環境の整備など、運営に必要な費用として活用されています。また、子どもと日々向き合う先生たちが安心して長く働けるよう、働きやすい環境づくりにも注力。処遇の見直しも進めています。
なお、町では新たに第3子以降の保育料無償化を始めます。詳細は12ページをご覧ください。(※本紙をご覧ください)
3位…障害者自立支援給付事業(扶助費)
約10.2億円
「住民がやさしく、ともに支え合い、住み慣れた地域で安心して暮らしつづけられるまち」を掲げる志免町では、障がいのある人の自立を支えるため、就労支援や訪問・通所サービスなど、多様な福祉サービスを一人ひとりの状況に応じて展開。補装具の購入や修理費用にも活用され、日常生活の利便性向上にもつながっています。
(Pick Up)
障害児通所支援給付事業(6位約7.8億円)
~こども発達相談「しめっこ相談」~
『友達とうまく関われない』『落ち着きがない』『ことばの発達が心配』…子育てで不安を感じたら、専門の相談員が話を聞いてくれる子ども発達相談へ。相談無料で、必要に応じてサービスの情報提供やコーディネートも行っています。どうぞ気軽にご相談ください。
対象:18歳までの子どもとその家族
会場・問合せ:福祉課福祉係
【電話】092-935-1038【FAX】092-935-2469
■志免町のお金をもっと知りたい!
町の予算には6ページで紹介したようなさまざまな使い道に振り分けられる「一般会計」とは別に、特定の目的のためだけに使われる「特別会計」や「企業会計」があります。一般会計と分けて管理することで、各事業の経営状況が見えやすくなり、町の財政運営の透明性や効率化につながっています。
◇特別会計
志免町の特別会計としては、国民健康保険と後期高齢者医療の費用が定められています。

◇企業会計
企業会計は、「水道・下水道専用のお財布」。利用者の料金で運営されるのが特徴です。
収益的収支:施設の運転・管理・修繕など事業を経営するための経費とその財源
資本的収支:施設を整備するための経費とその財源不足した分はこれまで蓄えられた資金で補填します
■(Column)志免町の財政状況をチェック!
地方公共団体は、「健全化判断比率」と「資金不足比率」を算定し、公表することが義務付けられています。これは自治体の財政破綻を未然に防ぐことを目的としており、それぞれの比率に基準を定め、自治体の財政状況を確認するものです。
志免町の令和6年度決算では、これらの比率がすべて基準以内に収まり、財政状況が「健全」であることを示す結果となりました。


