しごと 人生100年時代、いきいきと自分らしく。粕屋町シルバー人材センター(1)

■働くだけじゃない、シルバー人材センターの魅力とは?
いくつになっても元気で自分らしく生活したい、定年退職後もまだまだ働きたい。そんな思いを持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。人生100年時代と言われる現代において、60歳を超えてからの働き方や価値観が変わりつつあります。
敬老の日を迎えるこの時期、シルバー人材センターでは一緒に活動する新たな仲間を募集しています。今まで培った豊富な知識や経験を生かし、無理なく自分のペースで力を発揮してみませんか。粕屋町では、170人ほどの会員が活躍しています。庭のお手入れや家事のお手伝いなど、自分の希望する働き方に合った仕事を、数ある選択肢の中から選ぶことができます。そこには、同じ志を持つ新たな仲間との出会いが待っています。ぜひ、仕事を通じて、人とのつながりを広げたり、身体を動かして健康を維持したりと、充実した日々を過ごしましょう。
また、シルバー人材センターでは地域交流イベントの参加や、趣味としての絵手紙講座の開催など多彩な活動を行っています。これらの活動を通じて地域とより深く関わることができ、他の業務では得られないやりがいを感じることができます。このような活動が新しい趣味や興味を見つけるきっかけとなり、充実した第二の人生へと導いてくれるでしょう。
今回の特集では、意外と知られていないシルバー人材センターの活動と、活き活きと活躍されている会員の皆さんの姿を紹介します。働くだけではないそれ以上の価値をもたらす活動を通じて、ぜひ豊かで刺激的な毎日を過ごしてみませんか。

■シルバー人材センターとは?
働くことを通じて新しい生きがいを得るとともに、地域社会の活性化に積極的に貢献できる組織です。自らの生きがいの充実や健康の増進を図ることで、地域づくりに貢献できます。健康で働く意欲のある60歳以上の方であれば誰でも入会できます。

■どんな活動をしている?
○シルバーといえばこの活動
発注者からの依頼を受け、会員に紹介し、配分金(報酬)を支払います。
庭のお手入れ(草刈・剪定など)、家事のお手伝い(買い物・掃除など)、カタログモデル、カート整理など、豊富な経験を活かして、幅広い分野の仕事で活躍されています。

(令和7年度現在)

ー仕事だけでなく、意外にもこんな活動もー
○新たな趣味も広がるかも?
生きがいづくりのための趣味の教室として、絵手紙講座やクラフトバンドでかごづくりなど多様な講座を、講師を招いて開催しています。

○会員が自分たちで行っている
独自事業として、期間限定での焼き芋の製造販売を行っている会員もいます。町内外からたくさんのお客さんが来るほどの人気ぶりです。

○サークル活動で和気あいあいと
みんなで楽しく育てた野菜を収穫・販売する「シルバー農園サークル」。その様子がラジオで取材されたこともあります。