くらし 消費者ホットニュース

■家屋の点検商法に注意!!
◇事例
業者が自宅を訪れ「近所で工事をしていたら屋根瓦が割れているのが見えた。点検させてほしい。無料で点検する」と言われたので了承した。点検後、割れた屋根瓦の写真を見せられ「このままでは雨漏りも時間の問題」と言われたため不安になり150万円の屋根補修工事の契約を結んだ。
後日、家族から契約額が高すぎるので、家を建てた時の工務店にも見てもらった方がいいのではないかと言われ、工務店に見てもらったところ、「契約額は100万円もかからない。通常では考えにくい屋根瓦の割れ方をしている。経年劣化ではなさそうだ」と言われた。
屋根瓦を壊されたと証明することができず、契約書も締結していたため150万円を支払い、屋根補修工事を行うこととなった。
(80歳代 女性)

◇アドバイス
・突然来訪した事業者に安易に屋根に上らせることはやめましょう。故意に屋根瓦を壊す事業者の事例も報告されています。
・屋根瓦の補修にとどまらず、塗装工事、トイレ、台所、浴室のリフォーム、太陽光発電等、次々に契約を結んでしまう事例も散見されます。
・もし工事が必要であれば、工事は信頼できる地元の工務店などで複数の見積りを取り、比較検討したうえで施工しましょう。

問合せ:芦屋町消費生活相談窓口(環境住宅課内)
【電話】223-3543