- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県遠賀町
- 広報紙名 : 広報おんが『おんがのおと』 令和7年11月号
■チームで掴んだ栄光 ロボカップ2025サルヴァドール世界大会
3月29~30日、ポートメッセなごやで開催された「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2025名古屋全国大会」で、町内在住の末広昊暉さん(宗像高校2年)が所属するロボット競技チーム「Munako Aegis(宗高イージス)」が優勝し、世界大会への出場権を獲得しました。
7月16~20日にブラジルで開催された「ロボカップ2025サルヴァドール世界大会」サッカーライトウェイト部門でも、ゴールを狙うロボット同士が激しく衝突する中、精密な操作技術で試合を勝ち進めて決勝戦へ。結果、惜しくもカナダ代表に1点差で敗れましたが、見事に世界2位という好成績を収めました。
末広さんは「悔しさもあるが、強いロボットを作りたい一心で、チーム全員で取り組んできた努力が実を結んだことがうれしい。今回の経験を糧にして、プログラムに関するより専門的な知識や技術を身につけたい」と話してくれました。
■磨きをかけた突きと蹴り カラテドリームフェスティバル
7月19~20日、京王アリーナTOKYOで開催された「カラテドリームフェスティバル」小学5年生男子重量級で金澤迅さん(島門小)が優勝し、3連覇を達成しました。
大人に混じって練習を重ね、得意とする正拳突きと下段蹴りに磨きをかけてきた金澤さんは、「プレッシャーを感じることなく、自信を持って自分から前に出ることができた。たくさん食べて練習して4連覇したい」と話してくれました。
金澤さんは、3月に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された「第4回全日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会」でも優勝しています。今後の活躍も楽しみですね。
■遠くて近い朝鮮半島 第2回福岡朝鮮歌舞団遠賀町公演アンニョン2025
9月7日、遠賀町中央公民館で「福岡朝鮮歌舞団遠賀町公演アンニョン2025」が開催されました。
福岡朝鮮歌舞団のほか、広島朝鮮歌舞団、アカペラグループNote、遠賀町出身の歌手チヒャンさんがステージに登壇し、「日々の出来事を歌にして踊り、辛いことがあっても楽しく生きていこう」という朝鮮半島の考えを歌や踊りで表現していました。
会場を訪れた人たちは、伝統的な民族衣装をまとった出演者のステージに魅了され、朝鮮半島の文化に思いをはせている様子でした。
■長寿を祝して 100歳を迎えた皆さんへのお祝い
9月15日の敬老の日に合わせて、今年度100歳を迎える皆さんへ、お祝い状と記念品を贈呈しました。
また、県知事の訪問に選ばれた三島冨士子さんの自宅には、古野町長や服部知事、県議会から松本議員、豊福議員がお祝いにかけつけました。
三島さんは、「毎日適度な体操で体を動かすこと、野菜や肉を食べること」と健康の秘訣を教えてくれましたよ。
令和7年度に町内で新たに12人が100歳を迎え、100歳以上の町民さんは26人になりました。皆さん、いつまでも元気で長生きしてくださいね。
※詳しくは、本紙をご覧ください。
■サッカー選手と交流 スクール☆ギラヴァンツ浅木小学校訪問
9月10日、ギラヴァンツ北九州に所属する遠賀町応援大使の岡野凜平選手とコーチの喰田弦さんが浅木小学校を訪れ、サッカーボールを使った運動や遊びを教えてくれました。
これは、子どもたちにスポーツの楽しさや夢を持つことの大切さを伝えるために、ギラヴァンツ北九州が実施している教室です。
最初は緊張していた子どもたちも、岡野選手のボールさばきを見て、一緒に体を動かすうちに緊張がほぐれ、すぐに夢中になって取り組んでいました。
チームに分かれて挑んだ的当てゲームでは、ボールが当たると的の距離が遠くなるため、徐々に難易度が上がり、「難しい~!」「やったー!」と楽しそうな声がたくさん飛び交っていましたよ。
プロサッカー選手やコーチと交流し、貴重な体験をした子どもたち。夢に向かってがんばるきっかけになったかな。
