- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県添田町
- 広報紙名 : 広報そえだ 令和7年8月号
全国で「リチウムイオン電池」による発火事故や火災が発生中
小型で高容量、繰り返し充電ができることから私たちの生活を支えるエネルギー源として普及している「リチウムイオン電池」は、スマートフォンやモバイルバッテリー、コードレス掃除機などの充電できる製品に広く使われ、生活に欠かせない物となっています。便利な反面、強い衝撃が加わると発火する恐れがあるという危険もある「リチウムイオン電池」は、燃えないごみとして捨てられて回収する際のごみ収集車やごみ処理施設で発火し、火災が発生するケースが全国で相次いでいます。中には火災後、ごみ処理施設の再稼働までに2年以上の月日を要する施設もあります。ごみの適切な処理には、分別が大切です。ごみの捨て方を再確認してみませんか。
■なぜ危険?なぜ発火?「リチウムイオン電池」
充電式電池は、強い衝撃が加わると発熱・発火する危険があります。中でもリチウムイオン電池は可燃性の高い溶剤が使われていて、特に発火する危険が高くなります。
ごみ処理施設では収集した燃えないごみを機械により細かく砕き処理を行います。職員が燃えないごみの処理を行う前に分別を行っていますが、すべての充電式電池を取り除くことは困難で、その際混入したリチウムイオン電池などの充電式電池が破損し、発火する可能性があります。
充電式電池は町が収集するごみ袋では出せません。ごみの分別基準は次のフローチャートで確認ください。
○「もしも」に備えて訓練中
さくら環境センターでは田川地区消防本部と合同で消防火災訓練を行っています。5月の訓練では、施設職員による初期消火や避難誘導の手順確認などの後、駆けつけた消防隊員による消火訓練を行いました。
■ごみの分別方法を再確認!
問合せ:役場福祉環境課環境保全係
【電話】82-1232