健康 健康辞典

■熱中症に気をつけて
◇熱中症は命に関わります
高温多湿な環境下で、発汗による体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態が「熱中症」です。屋外のみならず、室内で何もしていないときでも発症します。重症化すると命にかかわることもあります。
正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけ、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

▽予防のために
・のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をする
・我慢せず適度にエアコンを使用する
・日頃から規則正しい食事と睡眠で体調を整える

▽汗をかくときは経口補水液を
屋外活動やスポーツなどでたくさんの汗をかくと、体内の電解質(ナトリウム・カリウムなど)が失われていきます。水やお茶を飲んでしまうと、体内の電解質濃度が薄まっていきます。すると濃度を一定に保とうとする体の働きにより、大量の水分を尿として排出するようになり、脱水状態になってしまいます。
汗をかくときには水やお茶よりも「経口補水液」を摂取することで、効率よく水分や電解質を補給できます。

問合せ:住民課健康増進係 窓口(3)
【電話】内線232