- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県対馬市
- 広報紙名 : 広報つしま 令和7年8月号
※詳細は本紙PDF版9ページをご覧ください。
■議長就任あいさつ
対馬市議会議長
春田新一
市民の皆さま方には、日頃より対馬市議会に対しまして、ご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
去る6月10日に招集されました令和7年第2回対馬市議会臨時会におきまして、第9代対馬市議会議長を拝命いたしました。私にとりまして、誠に光栄なことでありますとともに、改めてその重責に身の引き締まる思いでございます。
さて、地方自治において、議会は二元代表制のもと、市長とともに本市を支える一翼を担っており、執行機関に対する監視機能を果たすとともに、多様化する市民ニーズを的確に捉え、市政に反映することを大きな使命としています。
本市議会もこの6月から新たな仲間が加わり、17人の議員全員が「対馬のために」と心をひとつにして、身近で信頼される議会運営を目指してまいります。
現在、全国的に、米の価格上昇が続き、消費者や食品業界に大きな影響を及ぼしております。それに加えて、離島である本市は、燃料価格も高い状況が続いており、市民の皆さまも先行きの見えない状況に大きな不安を抱えておられると存じます。皆さまの安心・安全な生活を守ることを第一に、未来に向けた島の活性化も図っていかなければならないと考えているところでございます。それと合わせまして、市民の皆さまが、船や飛行機の運賃の低廉化などで恩恵を受けております有人国境離島法が令和8年度末で期限を迎えます。この法律の延長・拡充に向けて市と議会が一丸となって、延長に向けた取り組みを強力に進めてまいります。
対馬は言わずと知れた国境の島であり、この島にはほかに類を見ない豊かな歴史・文化・自然があり、多くの可能性を秘めた宝の島であります。第2次対馬市総合計画に掲げる「自立と循環の宝の島対馬」の実現に向けて、その可能性の扉を大きく開く一助となるために我々議員一同、切磋琢磨しながら市民皆さまの先頭に立って汗をかいていく所存であります。
今後におきましても市民皆さまの、ご支援と、ご鞭撻を心からお願いし、議長就任のあいさつとさせていただきます。
問い合わせ:議会事務局
【電話】0920-58-1379