くらし 環境ニュース(1)

■01 温暖化対策への取り組みのお願い!食品ロスの削減、ごみの減量化に向け「3きり運動」に取り組みましょう
▽3きり運動とは?
〇その1 使いきり
食材は無駄なく使いきりましょう
・買い物前に冷蔵庫をチェックし、買いすぎないようにしましょう
・余った材料やおかずなどをアレンジして使いきりましょう

〇その2 食べきり
料理は残さず食べきりましょう
・家庭では食べきれる量だけ作り、残さず食べましょう
・外食時は食べきれる分だけ注文し、残さず食べましょう

〇その3 水きり
ごみに出すときは水気をきりましょう
・市のごみ袋に入れる前に「ぎゅっ」と「ひとしぼり」しましょう
・お茶がらや果物の皮などは、一晩おいて乾燥させましょう
・水分の少ない野菜くずなどは直接ごみ袋に入れましょう
※三角コーナーに入れると水分を吸収してしまいます

◇なぜ3きり運動が必要なの?
〇食品ロスの削減のため(使いきり、食べきり)
日本では、年間約464万tの食品が廃棄されており、国民1人あたりに換算するとお茶碗1杯分に近い食料が毎日捨てられていることになります。料理の作りすぎによる食べ残しや、食材を買ったのに使わず捨ててしまうことなどが食品ロスの大きな原因となっています。一人ひとりが「使いきり」、「食べきり」を実践することで、食品ロスの削減や何と言っても家計のコスト削減につながります。

〇ごみの減量化のため(水きり)
西海市では、年間約1,300tの生ごみが家庭から排出されており、そのうちの約80%が水分です。「水きり」を行うことにより生ごみの重量を約10%減量化できると試算されていますので、一人ひとりが「水きり」を実践すれば年間約130tの減量化が可能です。ごみを減量化することで、ごみ処理の燃焼効率やごみ収集車の運搬効率が向上し、経費やCO2の削減につながります。また各家庭においても、ごみが軽くなって日々のごみ捨てが楽になりますし、悪臭や害虫の発生防止にもなります。

◇~生ごみ処理機器購入補助制度について~家庭から毎日出る「生ごみ」を「生ごみ処理機器」を使って減量・リサイクルしませんか?
西海市では可燃ごみの約25%を生ごみが占めていて、生ごみを減らすことがごみの減量化に取り組むうえでのひとつの課題となっています。
そこで、市では生ごみ処理容器・生ごみ処理機の購入に対する補助金制度を設けています。
ごみの減量化は地球温暖化防止対策にもなりますので、ぜひ活用してください。
詳しくは本紙12ページの二次元コードから市ウェブサイトをご覧ください。

問合せ:環境政策課(西海市保健環境連合会)
【電話】37-0065