くらし まちの話題(1)

■[8.18~25]市内中学生2人がイタリアを訪問 天正遣欧少年使節ゆかりの地海外派遣事業
長崎県西海市・大村市・雲仙市・南島原市・諫早市・波佐見町・宮崎県西都市・熊本県天草市の中学生16人が、8日間、イタリアを訪問しました。
この事業は3年に一度、天正遣欧少年使節にゆかりのある7市1町から選ばれた中学生を海外に派遣し、天正遣欧少年使節団の足跡を辿るとともに、国際交流・国際理解について見聞を広めることを目的に行われています。今年は、1585年に「天正遣欧少年使節団(4少年)」(西海市:中浦ジュリアン)がローマ教皇に謁見して440年という節目の年に行われました。
西海市からは、西海中3年の原口直大(はらぐちなおひろ)さんと大崎中3年の原田梢(はらだこずえ)さんの2人が派遣されました。
イタリアではローマ教皇との謁見や、天正遣欧少年使節団が訪れた建築物や教会を現地ガイドの説明とともに巡りました。
原口さんは「イタリアで訪れた美術館や日本と違う街並みが印象に残っています。また、日本とは違い、国によって人との接し方が違うのだと学びました」、原田さんは「実際に建物を見たり、現地ガイドの説明を聞いて歴史への関心が高まりました。また、西海市出身である中浦ジュリアンの偉大な功績を学び、私がこの西海市にいることを誇りに思えるようになりました」と感想を話しました。

■[9.1]いざという時に備えて 令和7年度西海市総合防災訓練を実施しました
9月1日の防災の日、地震や風水害を想定した「令和7年度西海市総合防災訓練」を大瀬戸総合運動公園で実施しました。
訓練には自衛隊、警察、消防、消防団、自主防災組織など17機関から約300人が参加しました。
大規模災害発生時の対応訓練として、現地対策本部の設置や倒壊家屋および被災車両からの救助、炊き出し、ボランティアの受け入れ訓練など計11の訓練を行い、関係機関相互の連携について確認しました。

■[8.20]第47回少年の主張長崎県大会 杉本すずさん(大崎中学校)西海市代表として堂々と発表!
この大会は中学生が日常生活で感じていることや、未来への提言などを自分自身の言葉で発表することで、多くの大人へ現代の青少年に対する理解、関心を深めてもらうことを目的に開催されています。
今年度は県内121校10,004編の応募から選ばれた13人が出場し、西海市からは杉本(すぎもと)すずさん(大崎中学校3年)が『インクルーシブな社会を目指して』という演題で熱い思いを発表。審査の結果、優良賞に輝きました。