くらし 地域おこし協力隊通信vol.51

みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。

農林課地域おこし協力隊、田中です。
雲仙市は、3月「オーガニックビレッジ宣言」を行います。有機農業の拡大に向けて、生産から消費まで一貫した取組を進めていく宣言です。
近年、猛暑や大雨など、環境の変化を感じる事が多くなってきました。「この変化は、一時的ではなく、これからの日常になるのではないか。」との声を多く聞きます。そんな中で、今、農業技術の転換期をむかえているのかもしれません。
農業が基幹産業の雲仙市、この転換期を地域ぐるみで考えようという取組が、まさに「オーガニックビレッジ宣言」だと思います。有機農業は、農業技術の一つで、いわゆる「昔ながらの農業」から学ぶことが多くあります。農業資材や機械などを使っていなかった頃の農業は、自然と共に行い、地域の人々の経験や知恵から生まれた技術によってなされていました。雲仙の自然の恵み、ここにしかないものがたくさんあります。
次の世代に、この豊かな自然の恵みを残していくため、生産者、消費者など色々な立場から、雲仙市の「オーガニックビレッジ宣言」を一緒に、考えていけたらいいなと思っています。

文:雲仙市地域おこし協力隊(農林課)
農村活性化支援員 田中 祐美

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