- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県雲仙市
- 広報紙名 : 広報うんぜん 令和7年6月号
■6月は食育月間 毎月19日は食育の日
「食育」とはさまざまな経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
食べることは生きることであり、健康な身体と心を育むことにつながります。市ではさまざまな世代を対象に食育活動を行っています。今回はその活動について紹介します。
◆食育推進イベント ベジ★フェス
小学生親子にむけて、本市の野菜、地産地消や食育についての講話をしてもらいました。その後、アスパラガスの収穫体験を行い、食改さんと一緒に調理しておいしく食べました。また、本市の海の生き物との触れ合い体験、咀嚼力チェック、農業や食品ロスについてのクイズなどを通して学びを深めました。
◆フードドライブ
食品ロスおよび地域貢献活動の一環として行われました。市民の皆さまから未使用食品を収集し、雲仙市社会福祉協議会を通じて、食品を必要とされる各家庭へ寄贈しました。
◆千々石町「岳の楽舎」で自然にやさしい農業に親しむ会
農業と雲仙市の郷土料理調理体験のイベントを実施。参加者は、稲がご飯になるまでの過程を学び、手作業での脱穀と畑の間引きをしました。この農業体験を通して、間引き菜もおいしく食べられることを知ってもらいました。また、収穫前にさつまいもを猪に食べられ、獣害被害の現状など農業の厳しさも伝えられたと思います。調理体験では、岳の楽舎の餅米を使い、郷土料理「べったらもち」を作りました。みんなで食べ、あったかい笑顔が溢れていました。
◆小・中学校
食育の日に「ぱくぱく通信」を発行。また、6月19日~25日の「学校給食における地場産物使用推進週間」にちなんで、給食では本市の地場産物や郷土料理を提供する予定です。