- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県波佐見町
- 広報紙名 : 広報はさみ 令和7年3月号
◆「食改協議会より波高生へ」
波佐見町食生活改善推進協議会は、これから親元を離れひとりで生活をする多くの学生が、自分自身の健康に意識を持ち、規則正しい生活習慣を心がけてほしいという想いを込めて波佐見高校3年生67名に「健康づくりミニ講習会」を行いました。
講習会では、高血圧と肥満、やせについてお話をし、食事バランスガイドを用いて、規則正しい食生活習慣の大切さを伝えました。特に強調したことは、若い世代の極端なダイエットによる「痩せ」は、将来妊娠時に、早産や児の発育不良を招くリスクや骨粗しょう症発症のリスクを高めること。また、男性も骨粗しょう症を発症するということをお話しました。
参加した学生からは、「今まで栄養バランスを意識したことがなかったが、4月から一人暮らしになるので、気をつけていこうと思った」、「ラーメンの塩分は6gと多くて、でも1日の目標塩分量は8g程度と少ないと知った。これからは汁は残さなきゃと思ったし、ソースなどもつけすぎないように気をつけたい」、「自宅での食事はバランスを考えて作ってくれていると気づいた。感謝したい。」などの感想をいただきました。推進員が伝えた知識の一つひとつが、学生の学びにつながったと思います。
本協議会は年に1度の高校生との交流を楽しみにしています。来年も継続して取り組んでいきます。