しごと 上五島のギバル人(ひと)

このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。

■努力という水を自分の器に注ぎ続け、より大きな器に成長させよう!
上五島高校の校長室。暖かい笑顔で出迎えてくれたのが、今回のギバル人、和田さんです。

Q.上五島へは?
A.令和4年4月に赴任しました。先日の二十歳のつどいでは、赴任当時3年生だった皆さんの成長した姿を見て、とても感慨深かったです。私はこの町には「小さな事柄や見えていない部分でも大切にする」といった風土があると感じており、そんな地域に見守られ素直に育った生徒はこの町の宝であり、上高の宝であると思っています。

Q.上高で目指し取り組んでいることは?
A.「自分たちの社会は、自分たちの手でより良く、過ごしやすく。」何事も自分事として捉え、社会に積極的に関わる力を育む「生徒主体の教育活動」を展開しています。例えば、生徒と教職員が試行錯誤して校則を改めていくなど、高校生活をより良いものにし、上高のより良い風土を醸し出すことを期待しています。また、一生懸命でフットワークが軽快な教職員も、上高の宝だと思っています。地域の皆さんも心地よい距離感で見守っていただき、信頼を感じます。町や上高振興会をはじめ地域がこんなに応援し支えてくれる高校はそうないですよ。

Q.これからの目標は?
A.授業からはもう十年以上離れてしまいましたが、歴史や政治・経済の授業を再び行う日を目指して、自らの『器』を育てるべく、努力し続けたいと思います。

■和田亮一(りょういち)さん 60歳
浦桑地区在住
趣味:旅行(学生時代は自転車で全国を巡りました!)
最推しは垣根涼介。新刊が出るときは即予約です!

■あなたのお友達を教えてください
ン十年ぶりに中通島に帰ってきた彼女は、常に明るく、前向きなギバル人です。

次回、ギバル人のお友達を紹介します。