- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県山鹿市
- 広報紙名 : 広報やまが 令和7年10月号
■元気の源!「百歳体操」を続ける皆さんを紹介します
「百歳体操」とは椅子に座って行う簡単な筋力トレーニングです。重りを使ったり、音楽に合わせて体を動かしたりすることで、転倒予防や健康長寿の延伸に効果のある運動で、全国でも広がっています。
山鹿市では平成30年よりはじまり、現在は18グループ、約200人近くの人が週1回体操に取り組んでいます。
今回は、平成30年当初から長年にわたり「百歳体操」に取り組んでいる4グループを紹介します。
○パッチワーク教室(鹿本)
パッチワーク教室の仲間と、山鹿市で一番最初に「百歳体操」をはじめました。現在では、パッチワーク教室参加者以外の地域の人たちも参加し、みんなで体操を実施しています。
→皆さんと一緒に続けることで、筋力維持ができ、健康で元気に生活できています。体操後のお茶会では笑いあい、情報交換もでき、安心や気分転換にもなっています。これからも、楽しみに続けていきます。
○ろうきん友の会(山鹿)
ろうきん友の会として活動している中で、「百歳体操をしたい!」という声が上がり、立ち上げました。
現在は、「百歳体操」以外にもタオル体操や口腔体操も取り入れ、20人近くの人が参加しています。
→「この体操があるから外出し、人と話せて楽しい。参加していなければ、寝てテレビを見てすごしていたよ」という声があります。目標は10年でしたが、さらに10年継続する体操風景ことをめざします!
○JA鹿本女性部鹿本支部(鹿本)
JAの場所と機材を借りてはじめました。現在は地元の公民館で実施しています。昼間は農家の仕事をしているので、夜の時間に体操をがんばっています。
〔参加者の声〕
最高齢は85歳。みんな元気にがんばっています。これからも続けたいです!
上田さん:正座ができず、階段昇降が難しかったですが、体操を続けてスムーズにできるようになりました。運動の習慣もでき、家でも続けています。
川俣さん:体操の効果を実感しています。現在は動画を見なくても体操ができます。仕事をしているので、夜の開催は助かります。
○いきいき下永野(菊鹿)
地域の人の「百歳体操をしたい!」という声から、発足したグループです。みんなで体操が実施できるように知恵を出し合い、継続してきました。
百歳体操の継続的な取り組みは、参加者自身の介護予防にとどまらず、地域全体の活力にもつながっています。
今後も皆さんが「百歳体操」に取り組み、いきいきとした生活を送られることを期待しています。
■認知症ってどんな病気?
認知症は75歳以上の4人に1人が発症すると言われており、誰でも発症する可能性のある身近な病気であり、特別な病気ではありません。
認知症はさまざまな原因で、記憶力や判断能力が低下することで、日常生活に支障が出ている状態をいいます。また、時間の経過と共に進行する病気のため、早期に発見して適切な治療や対応をすれば、その人らしい充実した生活を長く続けられます。
~認知症は、早期発見・早期治療が大切です~
○もしかして…と思ったら相談を!
認知症について、認知症疾患医療センターの専門職が相談を受けます。
・認知症について知りたい
・認知症じゃないかと心配
・診断を受けたが今後のことがわからない
など、認知症に関することならなんでもお気軽に相談ください。簡単な認知症の検査も可能です。相談希望の人は地域包括支援センターまで予約ください。
日時:第1・第3水曜日 午前9時~11時
場所:山鹿健康福祉センター内 地域包括支援センター
料金:無料
・最近物忘れが多くて心配…
・認知症と診断を受けたけど、どうすればいいの?
予約・問い合わせ:長寿支援課 地域包括支援センター
【電話】43-1077
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問い合わせ先:山鹿市地域包括支援センター
【電話】43-1077(山鹿健康福祉センター内)