- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県菊池市
- 広報紙名 : 広報きくち 令和7年6月号
■永遠のスポーツマン 本多 慶一郎さん
〔Profile〕ほんだ・けいいちろう
平成2年11月15日生まれ。平成26年3月に「本多接骨院」を開院。「どこよりも早く、確実に治す」をコンセプトに、接骨院では珍しいエコー検査を実施。子どもが通える運動塾やスポーツクラブ運営も行う。令和4年に中西寺へ店舗を移転し「本多接骨院inアスリートドリームハウス」に改名。医療従事者向けのセミナーやスポーツアパレルなど活動の幅を広げ、菊池からアスリートを輩出することを目指す。妻と娘2人、息子1人の5人家族。中西寺区在住。34歳。
「まずは、自分が有名になること」。夢を追いかけ、日々、自己を研鑽―。子どもたちにその背中を見せる。
剣道やサッカー、バレーボールなど、学生時代にはさまざまな競技を経験。けがをきっかけに『治療家』を志した。開院後は、プロアスリートを中心に心身のケアやトレーニング指導を行う。けがをしにくい体をつくるため、体幹と柔軟に特化した『Kトレ』を考案。3歳から通える個別指導や小中学生が対象の運動塾も始めた。「プロと子どもの両方と関わる中で、夢を応援したい思いが強くなり、店名に『ドリームハウス』を追加しました」
自身の学生時代と比べて、子どもたちがスポーツをする環境が少ないと感じ、バレーボールクラブを設立。クラブでは練習以外に、農業や職業の体験を取り入れている。「プロ引退後のセカンドキャリアに苦労する人も多いんです。いろんな経験を通して主体性を育み、スポーツ以外でも活躍できる人材になってほしい」。競技以外にも目を向け、子どもたちの底力を育てている。「サポートした子どもたちがプロアスリートになってくれたらうれしいですね。世界で活躍し、引退後は菊池で活動してくれたらもっとうれしい。一番の理想です」と菊池の未来を思い描く。
「まずは自分が有名になり、子どもたちの夢の実現をサポートできる存在になりたい。これまで支えてくれた人々に感謝し、地元に貢献できるよう、これからも鍛え続けます」
■「菊池人」希望者を募集します
新しいことに挑戦している人、伝統を受け継いでいる人など、菊池で頑張っている人を募集します。本市在住であれば自薦・他薦は問いません。詳しくは市長公室までお問い合わせください。
問い合わせ先:市長公室広報交流係
【電話】0968-25-7252