- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇土市
- 広報紙名 : 広報うと 令和7年3月号
~太鼓の響きが、時を超え、人をつなぐ~
■3月16日(日)、宇土市民会館にて「宇土太鼓祭2025-常世の庭-」が開催されます!
江戸時代から受け継がれ、今もなお力強く鳴り響く宇土の雨乞い大太鼓。
その音は、一度鳴らせば一瞬で消えてしまうようでありながら、人々の記憶に深く刻まれ、時代を超えて鳴り続けてきました。
まるで、「過去」「現在」「未来」をつなぐ一本の線のように、いつの時代も変わらず、私たちの心に響き続ける音です。
そんな宇土雨乞い大太鼓の文化を継承する、宇土天響太鼓、太鼓芸能集団「紬衣」、宇土高校和太鼓部「鼓」の若手奏者による、魂を揺さぶる演奏をお届けします。
昨年9月、宇土雨乞い大太鼓は熊本県芸術文化祭オープニングステージにて、新潟県佐渡に拠点を置く、プロ集団「鼓童」と共演し、「ひこばえ」という特別なステージを創作しました。
鼓童との共演は、若い奏者にとって大きな経験となり、太鼓の持つ無限の可能性を改めて感じる機会となりました。
その経験を糧に、今回の太鼓祭では、さらに進化した舞台をお届けします。
今回のテーマは「常世の庭」。「常世(とこよ)」とは、日本神話に登場する、時間を超えて魂が響き合う場所のこと。
太鼓の音が会場を包み込む瞬間、過去と未来がつながるような体験が生まれます。
公演は「人籟(じんらい)」「地籟(ちらい)」「天籟(てんらい)」の三部構成。
人の感情や生命の鼓動を表現する「人籟」
大地そのものが鳴り響くような「地籟」
そして、すべての時間と空間を超えた響きを描く「天籟」
総勢30名の出演者が一体となって挑む今回の太鼓祭。伝統を超えた、圧倒的な音の世界を、ぜひ劇場で、生で体感してください!
■宇土太鼓祭ー常世の庭ー
江戸時代から伝わる宝物「宇土の雨乞い大太鼓」伝統を次の100年に繋げる、若手奏者達による熱いステージ。
日時:3月16日(日) 13:00会場 13:30開演
会場:宇土市民会館大ホール 全席指定
料金:一般2,000円/U25(25歳以下割引)1,000円/ペア3,000円/子ども応援チケット5,000円(一枚につき本人の他に宇土市内の小学生を3名無料招待)
※一般・U25当日各500円増。ペアは当日販売無し。
販売:宇土市民会館、宇土シティモール、熊本県立劇場、ローソンチケット
問合せ:宇土市民会館
【電話】22-0188(毎週火曜日休館)