くらし 一緒にちなもう!生き生き老人クラブ

各地域で活動している老人クラブ(老人会)。
高齢者の人口は増加傾向ですが、定年延長などの影響により、クラブ数と加入者数は減少傾向にあります。
老人クラブは高齢者の生きがいづくりと社会参画を促進するために活動しています。しかし、どのような活動をしているか分からないから加入しづらいという人も多いのではないでしょうか。
今回、市内で活動する各町老人クラブのうち、5つの活動を紹介します。
グランドゴルフや誕生日会、ボランティア活動など、活動内容はクラブによってさまざまですが、「元気に笑顔で過ごしたい」という思いは同じです。
まずは、活動を知ることで、一緒にちなむ(行動する)きっかけにしませんか。

◆三角町老人クラブ(はつらつ教室)
楽しいことが一番!
学級長 松下 ハル子さん(85)
老人クラブのはつらつ教室の1つであるレクリエーションダンス教室で、月2回ダンスをしています。難しい動きはないため、覚えるのにも体を動かすのにもちょうどいいです。「無理せず、楽しいことが一番」。ダンスの合間には持ち寄ったお菓子を食べながら楽しくおしゃべり。発表する場もあるので、目標を持って取り組めます。

◆不知火町老人クラブ(塚原地区)
きれいな花で皆さんに癒やしを
塚原地区会長 津志田 博臣(ひろおみ)さん(83)
区内4カ所の花壇に花を植えて草取りなどの手入れをしています。活動のために外出することで健康を維持できることに加え、会員同士でわいわい話をすることで親睦を深めることができます。通行する皆さんからの「きれいで癒やされます」という声でさらに元気をもらっています。にぎやかな雰囲気で活動しています。ぜひ一度のぞいてみてください。

◆松橋町老人クラブ(浅川地区)
地域の皆さんの笑顔を糧に
浅川地区会長 岩本 高始(たかし)さん(82)
年1回、公民館清掃を行ってます。剪定作業などは大変ですが、地域の人から「きれいになった」と喜んでもらえるとやってよかったと感じます。コロナ禍で途絶えてしまった子どもたちとの交流活動などは、加入者数の減少などにより再開できていません。加入者数が増えることで活動の幅が広がり、さらに充実した活動になることを楽しみにしています。

◆小川町老人クラブ(江頭地区)
地域の子どもは地域で守る
江頭地区会長 永村 泰博(やすひろ)さん(75)
月2回、子ども見守り隊として子どもたちが安全に下校できるよう活動しています。わずかな時間でも子どもたちと接することで、元気をもらえ、やりがいも感じることができます。また、会員同士の交流が深まる誕生日会や旅行などの行事もあります。仕事をしている人でも参加しやすいよう週末を中心に行っています。見学も大歓迎です。

◆豊野町老人クラブ
外出する機会を持って健康に
女性部長 和田 洋子(ようこ)さん(82)
豊野小学校の5・6年生のクラブ活動の中で年に5回、グラウンドゴルフを教えています。子どもたちが楽しんでいる様子を見られてうれしいし、新鮮な気持ちで活動を行うことができます。グラウンドゴルフの他にも、文化祭や高齢者学級などの活動の場をつくり、外出機会を設けることで、認知症予防にもつながっていると思います。


※65歳以上であればどなたでも入会できます。入会のご相談は高齢介護課へ
【電話】32-1406

問合せ:高齢介護課
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