- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇城市
- 広報紙名 : 広報うき ウキカラ 令和7年6月号
毎年の猛暑、あなたはどのように対策していますか。2023年には全国で熱中症による搬送者数が9万人を超え、死亡者数も毎年1,000人以上に達しています。この危機的な状況を前に、私たちは自分自身と大切な人々を守るために、しっかりとした対策を行う必要があります。暑さに負けず、健康を維持するための知識を身に付けましょう。
◇そもそも熱中症って?
熱中症は、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節などがうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋内だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死に至ることもあります。
◇熱中症予防の6つのポイント
・エアコンなどで温度をこまめに調節
・喉の渇きを感じる前にこまめに水分や塩分を補給
・外出時には日傘の使用、帽子の着用
・天気のよい日は日陰の利用、こまめな休憩
・吸湿性・速乾性のある通気性のよい衣服を着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、体を冷やす
◇もし、熱中症が疑われる人を見かけたら…
・エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難させる
・衣服を緩め、体を冷やす(首の周り、脇の下、脚の付け根など)
・経口補水液を補給させる
※経口補水液を一時に大量に飲むと、ナトリウムの過剰摂取になる可能性がありますので注意が必要です
◆クーリングシェルターを開設します
クーリングシェルターとは、市が指定した冷房設備を有するなどの要件を満たす暑さをしのげる施設のこと。公共施設、民間施設を問わず、誰もが利用できます。市内のクーリングシェルターは熱中症特別警戒アラートの有無に関わらず、クールシェアスポットとして開放しています。
問合せ:衛生環境課
【電話】32-1598
問合せ:健康づくり推進課
【電話】32-7100