- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇城市
- 広報紙名 : 広報うき ウキカラ 令和7年7月号
おめでとうございます。
永年にわたる功績は市民の誇りです。
春の叙勲・褒章を受章した中から掲載の承諾をいただいている人をご紹介します。
◇瑞宝双光章
清崎 芳浩(よしひろ)さん(61)
危険業務従事者叙勲 防衛功労
松橋町
経歴:昭和57年陸上自衛隊に入隊。当初健軍駐屯地に配属後、札幌・東千歳・留るもい萌などで勤務。主に通信・システムの構築に従事。平成30年に三等陸佐で退官。
コメント:「防衛大臣より勲記・勲章の伝達を受け、その後皇居で天皇陛下に拝喝の栄を賜り感激の極みでした。これも同志・同僚・家族の支えがあっての受章であり、感謝の念に堪えません。36年にわたり任務を遂行し、雲仙の噴火被災地、東日本、熊本の地震被災地への災害派遣などに従事しました。今後は微力ではありますが、市の発展および防災に貢献したいと思います。
◇瑞宝単光章
松本 伸一(しんいち)さん(72)
危険業務従事者叙勲 防衛功労
小川町
経歴:昭和46年陸上自衛隊に入隊。主に車両などの整備に従事。名寄駐屯地、北熊本駐屯地、健軍駐屯地などで勤務し、平成18年に准陸尉で退官。
コメント「このような章をいただくことができ、感激しております。職場や家族の支援があってこそだと思います。職務中は何度も災害派遣を経験しましたが、特に過酷な状況下だった北海道での大雪災害派遣が一番記憶に残っています。現在は区役員など、地域のために自分ができる限りのことを行っています。今後も仕事や趣味を楽しみながら、元気よく過ごしたいと思います。」
◇瑞宝双光章
上村 昭德(あきのり)さん(74)
危険業務従事者叙勲 警察功労 松橋町
経歴:昭和44年に熊本県警察官拝命。松橋、大矢野、天草本渡、八代で交通機動隊、熊本南警察署、八代警察署で交通警察として従事。平成22年に退職。
コメント:「今回の受章は、上司、同僚に恵まれたことと、家族の支えがあってこそ。大変感謝しています。交通事故は一瞬の出来事です。職務中は、加害者にも被害を受ける人もいる、被害者にも悪かった者はいるということを忘れずに従事し、職場では常に『跡継ぎを』の精神で後輩たちに思いを託すように仕事をしてきました。今後も、地域のために微力ながら貢献していきたいです。」
◇藍綬褒章
赤星 友宥(ともひろ)さん(77)
更生保護功績
豊野町
経歴:平成13年に会社に勤務しながら、保護司の委嘱を受け、現在も活動し、これまで3人の更生保護に携わる。また、地元行政区長としても地域活動に尽力している。
コメント:「保護司の活動を続けられているのは、家族の理解と支えがあったからです。活動では、担当した人とさまざまなことを話し合い、悩みなどを聴きました。支援したことで更生につながり、頑張っている姿を見ると、保護司として役に立つことができたと感じます。これからも、地元の人や家族の支えを大事にして、健康に注意しながら頑張っていきたいです。」
◇黄綬褒章
中島 孝(たかし)さん(66)
業務精励(土地家屋調査士業)
三角町
経歴:昭和59年に土地家屋調査士の国家試験に合格。翌年、三角町で開業。平成12年に熊本県土地家屋調査士会の常任理事に就任し、副会長で退任するまで役員を24年間務める。
コメント:「熊本県土地家屋調査士会の役員時代、土地家屋調査士の仕事に触れてもらおうと、小学校へ出前授業を行う『地上絵プロジェクト』に携わりました。業務の講義や児童たちと一緒に測量機器を使用し、運動場に星の地上絵を描いたことが、印象的な出来事の1つです。土地家屋調査士として、これまで業務に励んできたことで、今回受章できたことをありがたく思います」
◇藍綬褒章
和田 健(たけし)さん(51)
労働・社会保険振興功績
不知火町
経歴:平成15年に社会保険労務士として開業。熊本県社会保険労務士会会長を8年、全国社会保険労務士会連合会副会長を2年間務め、社労士の発展に尽力。
コメント:「社労士はその人の人生に寄り添う仕事、責任は重大です。しかし、相手に「ありがとう」と感謝していただけるやりがいある仕事だと思います。県会会長の任期中は熊本地震、新型コロナウイルスまん延と災害が重なり、事業の継続や雇用の維持のために、会として何ができるかを考え続けた8年間でした。今後も、社労士の発展と活躍の場を広げるよう努めていきたいです。」