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■「社会を明るくする運動」について
強調月間〔7月1日〜31日〕

1.「社会を明るくする運動」について
この運動は、犯罪や非行の防止を目指し地域社会全体が協力して、一体となって安全で安心な生活環境を作り上げる重要な活動です。この運動は、全国で毎年7月に実施されます。

2.「運動の歴史と背景」について
1949年(昭和24年)7月1日に「犯罪予防更生法」が施行された事に伴い、東京の銀座商店街の有志が、この法律の考え方に共鳴し同年7月13日からー週間、自発的に「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催しました。その翌年の1950年(昭和25年)7月1日〜10日まで「矯正保護キャンペーン」が行われ、街頭宣伝活動などの啓発活動が全国的に実施されました。「社会を明るくする運動」は、1951年(昭和26年7月)、「銀座フェアー」と「矯正保護キャンペーン」を通じて、犯罪防止と犯罪を犯した人を更生させるには一般市民の理解と協力が必要との考えから現在の法務省は継続して取り組むため、「社会を明るくする運動」と名付けて国民運動として広げようとしました。

3.「社会を明るくする運動」の目的
1.犯罪防止
2.非行防止
3.地域の連帯
4.更生支援
5.啓発活動
地域社会と地域住民が連携し支え合うことで犯罪防止に取り組み安心して暮らせる環境を目指し青少年の非行防止の支援と犯罪や非行を犯した人への支援を行います。

4.まとめ
「社会を明るくする運動」は、人権の尊重が基本です。すべての人が平等で尊厳を持って生きられる社会を目指すためには、人権教育や啓発活動が重要です。また、地域社会全体で人権意識を高めることが犯罪や非行の防止につながります。みんなで明るい社会を目指しましょう。

5.玉東町社会を明るくする運動大会について
日時:7月6日(日)午前9時30分から
場所:玉東町中央公民館

■講演会のお知らせ
広報ぎょくとう6月号でもお知らせいたしました通り、大人のSNS「登録した利用者同士が交流できるアプリ」の利用率の増加に伴い、トラブルの報告も増えていることから、今回、「大人のSNS利用トラブル状況や上手な使い方」などのお話を中心に講演会を開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。
※主催 玉東町人権・同和教育推進協議会
期日:8月5日(火)
時間:午前10時〜12時まで(9時30分受付)
玉東町中央公民館(大研修室)