- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県和水町
- 広報紙名 : 広報なごみ 2025年2月号
■生活習慣病は自覚症状がありません
※詳細は本紙をご参照ください。
■よくある質問 Q and A
Q.健診で高血圧と言われますが、家で測ると高くないので気にしなくてよいですか?
家庭で測る血圧(家庭血圧)は正常で、病院や健診では高くなることを白衣高血圧といい、将来治療が必要な高血圧になるリスクが高いです。緊張による一時的な血圧上昇も含めて血圧は常に変動しています。家庭で毎日血圧を測って、高い値が多いか、低い値が多いか確認してみましょう。
家庭血圧の1週間の平均値が上135、下85のどちらかでも超えると高血圧です。血管の壁に負担がかからないよう、生活習慣を見直すことが大切です!
Q.「年をとれば血圧が高くなるのは当たり前。高いくらいがちょうどよい。」本当にそうなの?
「年をとれば血圧は高くて当たり前」は正しい認識です。年をとるに従って動脈硬化が進み一般的には上の血圧(収縮期血圧)が上がってきます。しかし、血圧が高い状態が続くと脳卒中や心筋梗塞などの大きな病気を起こしやすくなるため、「年をとれば高くなる」という理由で放置するのは危険です。
適正な血圧を維持することは、若い世代も高齢世代も皆同じです。
Q.冬場に血圧はどれくらい上がるものですか?
住んでいる地域の冬と夏の気温変化や、個々人の測定環境(部屋の温度)、食生活(冬は鍋物が多いなど)の影響も受けるため一律には言い難いですが、冬と夏で「上の血圧(収縮期血圧)が10mmHg程度変動する」と言われています。
冬でも夏でも、「血圧を適正な範囲に維持する」ことが原則であり、「冬は寒いから血圧が高めでもよい」という考え方は正しくありません。
毎日の家庭血圧を測定記録してかかりつけ医にみてもらうと、冬場はお薬を増やしたり、夏は下がり過ぎないよう減らしたり調整をして、血圧を適正にコントロールすることができます。
■血管の状態がどの段階か健診で確認しませんか?
令和7年度 住民健診の申込みを受け付け中です。
申込み締切り:2月7日(金)
■高血圧予防・改善のための生活習慣
・減塩を意識し、野菜や果物を取る
・適正な体重を維持する
・定期的に体を動かす
・十分な睡眠時間を確保する
・飲酒は適量を心掛ける
・禁煙する
問合せ:住民環境課 国保年金係
【電話】0968・86・5727