- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県和水町
- 広報紙名 : 広報なごみ 2025年2月号
■~マイコプラズマ肺炎~
2024年はマイコプラズマ肺炎の感染者数が急増し、過去最高を記録しました。
風邪と似ていて多くは軽症で済みますが、放っておくと重症化の恐れもある病気です。
▽マイコプラズマ肺炎とは?
「肺炎マイコプラズマ」という細菌によって引き起こされる呼吸器感染症です。
小児や若い人の肺炎の原因としては、比較的多いものの1つです。
感染者の約80%は14歳以下ですが、成人にも感染します。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。
▽風邪と見分けるポイントは「乾いた強い咳」
受診の目安として、以下の症状があげられます。
・乾いた強い咳が1週間以上続く
・38~40度の高熱が3日以上出ている
・かぜ薬を飲んでも治らない
▽マイコプラズマ肺炎の検査は?
LAMP法:綿棒でのどの粘膜をぬぐって、マイコプラズマ肺炎の特徴的なDNAがいるか調べる検査です。結果が出るのに数日かかりますが、比較的精度が高い検査とされています。
抗原迅速検査:綿棒でのどの粘膜をぬぐって、マイコプラズマ抗原があるかを調べる検査です。LAMP法に比べて精度は下がりますが、コロナやインフルエンザの簡易検査キットのようなもので検査ができ、15分程で結果が分かります。当院では、この検査法を実施しています。
▽治療方法は?
抗菌薬(抗生物質)によって治療します。抗菌薬のうちでもマイコプラズマ肺炎に効果があるものは一部に限られています。近年、通常使用される抗菌薬の効かない「耐性菌」が増えてきているとされていますが、耐性菌に感染した場合は他の抗菌薬で治療するなどします。
問合せ:和水町立病院 検査科
【電話】0968・86・3105